手塚治虫のさらに奇妙な話 (主婦の友ヒットシリーズ)
手塚治虫のさらに奇妙な話 (主婦の友ヒットシリーズ) / 感想・レビュー
ムーミン2号
「奇妙」というテーマで編まれたアンソロジー(「さらに」とあるので第2弾なのだろう)だが、何をもって「奇妙」だというのかは脇へ置いておいた方がいいだろう。読んで一番奇妙なのは「にんげん」だと思わされるのは、手塚さんの作劇術が優れているからに他ならない。何が収められているのかはこちらをどうぞ・・・https://www.honzuki.jp/book/274439/review/221528/
2019/02/03
もくもく
B.J.も、アトムも、ドン・ドラキュラも、不思議なむず痒さを感じさせるような作品ばかりが集められていました。なんとなく本来の彼等じゃないような、奇妙なストーリーって言うのは、そんな意味なのかな? 「手塚治虫生誕90年記念」と銘打たれているアンソロジーですが、ホントに手塚は多彩な作品を遺した漫画家だなあ…。そして、その手塚が享年60で、二十一世紀を見ること無くこの世を去っていたということに改めて気付いたのです。
2018/10/19
じょり
コンビニで衝動買い。お常の話が切なく怖かった。あの表情は怖いよ。帰還者も人の愚かさをうまく描かれてた。ヤジとボクはネズミというだけでアルジャーノンに花束をを連想された。それにしても色んなジャンルの話を書けるもんだね。
2018/10/07
Ken D Takahashi
コンビニで見かけて気になったので購入。そう言えば、手塚治虫って「ブラック・ジャック」を少し読んだ程度なのに気が付いた。何れも読んだ事のないエピソードで、確かに奇妙なお話ばかりでした。随分昔に発表されたエピソードばかりではありますが、流石は手塚治虫であると妙に納得。この他にも「泣ける話」等もあるらしいので、暫く気にしてみようなぁ…と。
2018/09/30
rinkaizzz
言葉の通り寝る間を惜しんで読んだ……昔I.Lの蛾を読んだ記憶があるんだけどどこで読んだのか全く思い出せない笑 手塚の描く人間の欲とか、それ故の顛末が大好きだから、帰還者みたいな話はすごくツボ 雑誌の質感で読めるのは、連載当時を体験してるようでたまらなく興奮する(私は一生体験できないので)
2018/10/10
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