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はだしのゲン (1) (SHUEISHA JUMP REMIX)

はだしのゲン (1) (SHUEISHA JUMP REMIX)

はだしのゲン (1) (SHUEISHA JUMP REMIX)

作家
中沢啓治
出版社
集英社
発売日
2005-07-16
ISBN
9784081090082
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はだしのゲン (1) (SHUEISHA JUMP REMIX) / 感想・レビュー

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そのじつ

息子が同級生の間で「はだしのゲン」を読むのが流行っている、と言うことで借りてきた本に触発されてコンビニ本を購入。初読。そして驚きました。表現の強烈さに。ゲンのお父ちゃんは戦争の真っ只中に、真っ向から戦争に反対して周囲から「非国民!」と目をつけられ挙句には特高にしょっぴかれてしまう。そんなお父ちゃんの元、強い風当たりの中を生き抜いてゆく為にみな命がけである。ゲンの必殺技は指噛みつきで、しまいに食いちぎってしまう恐ろしい技。子供を守らねばと逆上したゲンのお母ちゃんは臨月のお腹を抱えて包丁を振り回す。

2015/09/06

sakesage

戦争とは徹底して非国民性を消しながら国民化した非人間性の極地を作りあげる。モンスター化した国民性の姿だと『はだしのゲン』は教えてくれる。非国民であることは人間性を持つひとつの意志である。他人を殺さない、殺されたくないという生きる意志性を持つことだ。

2024/08/10

きりだんご⭐️新潮部

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2023/09/13

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