集英社ギャラリー 世界の文学 (10) ドイツ1 若きヴェルテルの悩み/ファウスト/ヒュペーリオン/ブランビラ王女/砂男/蚤の親方/のらくら者日記/グリム童話集/拾い子/レンツ/水晶/雨姫
集英社ギャラリー 世界の文学 (10) ドイツ1 若きヴェルテルの悩み/ファウスト/ヒュペーリオン/ブランビラ王女/砂男/蚤の親方/のらくら者日記/グリム童話集/拾い子/レンツ/水晶/雨姫
- 作家
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 1991-05-17
- ISBN
- 9784081290109
集英社ギャラリー 世界の文学 (10) ドイツ1 若きヴェルテルの悩み/ファウスト/ヒュペーリオン/ブランビラ王女/砂男/蚤の親方/のらくら者日記/グリム童話集/拾い子/レンツ/水晶/雨姫 / 感想・レビュー
風に吹かれて
18~19世紀の作品が収録されている。メルヘンの国、ドイツ。その一端を垣間見た気がする。素晴らしい、もちろん厳しさも持つ自然に囲まれ、ちょうどフランス革命の時期で生を営む人々のロマン性が芸術として作品化され始めた時代でもあるのだろう。音楽においても幾人もの重要な作曲家が生まれた時代であり、ゲーテといえば、シラーであり、であればベートーヴェンなわけで、ホフマンがアマデウス・ホフマンと名乗って作曲もしていたというから、面白い。もちろん、メルヘン(お伽噺)には、かなり残酷な話もあり、 ➡
2015/12/04
バジルの葉っぱ
「蚤の親方」読了。登場人物の倍率がしょっちゅう変わるところが斬新でおもしろい。ホフマンはつくづく顕微鏡、レンズなど光学機械が好きなのだなと思った(なんでそんなに惹かれるのかしらね)。池内紀氏の翻訳も日本語が素晴らしいです。読み進むにつれこの物語は一体どう収拾をつけるのだろうか…と不安にすらなってくるが…急転直下結末が。あまり期待しないで読みはじめたのですが予想外に面白く大満足でした。本作品はなぜどこの文庫本にも入ってないのでしょうか!
2012/08/15
甘木
若きヴェルテルの悩み/ファウスト/ブランビラ王女/蚤の親方/グリム童話集のみ読了。
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