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冒険の森へ 傑作小説大全 1 漂白と流浪 (冒険の森へ 傑作小説大全1)

冒険の森へ 傑作小説大全 1 漂白と流浪 (冒険の森へ 傑作小説大全1)

冒険の森へ 傑作小説大全 1 漂白と流浪 (冒険の森へ 傑作小説大全1)

作家
井上靖
江戸川乱歩
出版社
集英社
発売日
2016-03-04
ISBN
9784081570317
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冒険の森へ 傑作小説大全 1 漂白と流浪 (冒険の森へ 傑作小説大全1) / 感想・レビュー

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KAZOO

第1巻には、副題の「漂泊と流浪」とあるように様々な場所への移動などがキーとなっています。ショートストーリー4編は昔読んだものがほとんどです。短編5編は野上弥生子、井伏鱒二のは既読でした。空想科学小説は5編でこれは未読作品ばかりで様々なところへ出かけあるいは探検ということでに日本SFの草分けのような感じです。長編は江戸川乱歩と井上靖で既読でした。敦煌は何度読んでもいいですね。

2016/03/18

starbro

集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第十一弾は第1巻「漂泊と流浪」です。今巻は第1巻だけあって懐かしい名作中心の漂っている小説集です。個人的なオススメは、夢野久作の「瓶詰の地獄」と江戸川乱歩の「白髪鬼」です。また大司馬遼太郎が女陰の縦横に関して書いているなんてビックリしました!嵐山光三郎が乱歩フリークだったとは・・・驚きです!!!

2016/03/25

ぐうぐう

『冒険の森へ』第10回配本にして、ついに1巻目の登場。テーマは「漂泊と流浪」。夢野久作「瓶詰の地獄」で、堂々幕を開ける。ユニークなのは、掌編、短編、長編で構成されるシリーズにおいて、今巻にだけ空想科学小説というパートが配置されていることだ。海野十三、香山滋は当然のことながら、なんと小栗虫太郎の名前も入っていて、実に楽しい。しかし、乱歩の長編「白髪鬼」がすべてをさらってしまう。それほどにこの作品は、異様であり、エネルギッシュであり、何よりもおもしろい。(つづく)

2016/03/12

keroppi

なかなか中身の濃い一冊。次から次へと現れる冒険の数々。活字の海に漂い、行間の森へ迷い込む。行き着く先は、恍惚の島か、迷宮の国か。冒険に浸りきった数日だった。

2016/04/08

AR読書記録

執筆陣といい編集委員といい相当に豪勢。掌編、短編、長編、そして空想科学小説と、変化のある分類も好き。ボリュームがけっこうあるので、これからシリーズ読みしていくことにすると大変だな... 印象に残るのはやはり空想科学小説部門で、押川春浪の明治の月世界冒険SFはもう断突に趣深いが、小栗虫太郎や香山滋、海野十三などが(そして掌編部門には夢野久作もな)ずらずらと名を連ねて、壮観。シーラカンス発見のニュースなどがさらりと織り込まれていたりするのも、現実世界が想像世界を押し広げる様子が垣間みえるようで面白いなぁ。

2016/08/21

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