冒険の森へ 傑作小説大全 6 追跡者の宴 (冒険の森へ 傑作小説大全6)
冒険の森へ 傑作小説大全 6 追跡者の宴 (冒険の森へ 傑作小説大全6) / 感想・レビュー
KAZOO
なつかしい思いで読みました。五木寛之の「裸の町」や生島治郎の「男たちのブルース」、若いときに読んでこのような世界があったのか、という感じでした。ショートショートは、稲垣足穂、小泉八雲、夢枕漠、星新一「復讐」が楽しめました。短篇では都筑道夫の「まだ日が高すぎる」は既読ですが再読でも面白く、山本周五郎の「ひとごろし」はこのなかでは一番の掘り出し物ではないかと思われました。
2016/11/08
starbro
集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第十九弾は第6巻「追跡者の宴」です。残り最期1冊となりました。本巻は兎に角追い駆けられる小説集です。今回はショートショート&ストーリーに面白作品が多かったですが、ショートストーリーはの星新一「復讐」、短編は山本周五郎の「ひとごろし」、長編は五木寛之の「裸の町」が特にオススメです。来月全20巻完読プロジェクト・コンプリート予定です!
2016/12/11
ぐうぐう
追跡をテーマとする『冒険の森へ』第6巻。掌編は実にバラエティに富んでいるラインナップ。ナンセンスな稲垣足穂「お月様とけんかした話」、怪談としての小泉八雲「むじな」、皮肉なSF「復讐」の星新一などなど。短編は、取的に追われる恐怖を描く筒井康隆「走る取的」も印象的だが、なんと言っても、山本周五郎「ひとごろし」の発想が際立っている。長編二編も読ませるものの、二作ともハードボイルドというのは編集に遊び心が感じられなくて残念。
2016/11/11
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
2016年11月 9日 初版
2016/12/02
栄吉
★★★★★ [図書館]ハードボイルドは好きなので、どの作品も(違うのもあったけど)良かったです。タフに生きたいなぁ。
2018/03/20
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