冒険の森へ 傑作小説大全 8 歪んだ時間 (冒険の森へ 傑作小説大全8)
冒険の森へ 傑作小説大全 8 歪んだ時間 (冒険の森へ 傑作小説大全8) / 感想・レビュー
KAZOO
今回は、時に関するもので結構読んだものがあるのですが懐かしく再読してしまいました。やはり浅田次郎の「地下鉄に乗って」は映画も見ており何度目かの再読ですがいつもいい印象です。初めてですが山田正紀の「竜の眠る浜辺」も楽しめました。式貴士、半村良、芥川龍之介は読んでいますがやはりここに選ばれるだけあって読みでがあります。
2015/10/20
starbro
集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第六弾は第8巻「歪んだ時間」です。今巻は時空を超えた物語集です。今巻には芥川龍之介、安部公房といった文豪の作品も収録されています。名作揃いですが、オススメは短編では清水義範の「また逢う日まで」、長編では浅田次郎「地下鉄に乗って」です。しかし今の技術レベルでは今世紀中のタイムマシーンは難しいかなぁ!
2015/10/27
ちょき
時間軸を超えていくというアンソロジーばかりをあつめた今回の大全。式貴士「カンタン刑」がかなり破壊的。筒井康隆の「万延元年のラグビー」桜田門外の変で井伊直弼の首でラグビーをするというぶっとび企画など今回もまたまた相当に楽しませてもらった。一押しは江戸時代の歌人が現代でトップアイドルをやるといういう半村良の「およね平吉時穴道行」を挙げておく。
2016/03/13
ぐうぐう
時間をテーマにした『冒険の森へ』第8巻。長編二作もおもしろいが、短編のほうが印象に残るものが多かった。小松左京の「哲学者の小径」は、過去の自分と遭遇する物語。学生と京都、そこにSFの味付けが、実にうまくマッチングしている。式貴士「カンタン刑」は、おぞましいのひとこと。インパクトで言えば、本書中、最大最高の問題作だ。そして、半村良の「およね平吉時穴道行」は、語り草になるほどの、名作時間SF。再読だが、感動はまったく損なわれない。何度読んでも、傑作は傑作なのだ。
2015/10/20
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
2015年10月10日 初版。。。大先生「夢の未来」収録。タイムマシンの話だが、このタイムマシンを作った博士と助手は無事帰れたのであろうか。とてもそうは思えない。
2017/03/03
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