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冒険の森へ 傑作小説大全 9 個人と国家 (冒険の森へ 傑作小説大全9)

冒険の森へ 傑作小説大全 9 個人と国家 (冒険の森へ 傑作小説大全9)

冒険の森へ 傑作小説大全 9 個人と国家 (冒険の森へ 傑作小説大全9)

作家
胡桃沢耕史
伴野 朗
出版社
集英社
発売日
2016-10-05
ISBN
9784081570393
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冒険の森へ 傑作小説大全 9 個人と国家 (冒険の森へ 傑作小説大全9) / 感想・レビュー

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KAZOO

このシリーズもあと1冊を残すのみとなりました。この9巻は「個人と国家」という副題で、政府や国家が絡んでくるもので舞台が戦場などのケースも多いように感じました。ショートショートでは昔読んだ五木寛之の「カーセックスの怪」が久しぶりに楽しめました。またかんべむさしの「弾丸」も懐かしさを覚えました。短編は読みでがあり、その中でも大沢さんの作品「ダックのルール」が印象に残っています。長編は特に伴野さんの「三十三時間」がミステリーのような味わいもあり楽しめました。

2016/11/21

starbro

集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第十七弾は第9巻「個人と国家」です。遂に残り3冊となりました。本巻は国家、政府、軍隊と個人が絡む小説集です。今回はショートストーリーに面白作品が多かったですが、ショートストーリーは五木寛之の「カーセックスの怪」、短編は西木正明の「ケープタウンから来た手紙」、長編は伴野朗の「三十三時間」が特にオススメです。

2016/11/12

ぐうぐう

「個人と国家」と銘打たれた『冒険の森へ』第9巻。冒頭のショートショートは、どれもユニークなものばかり。吉行淳之介「鮭ぞうすい製造法」は、一見馬鹿馬鹿しい発想に思えるものの、その馬鹿馬鹿しさが戦争の恐ろしさと直結していることに気付かされ、背筋が凍り付く。ナンセンスな五木寛之「カーセックスの怪」、短いが余韻は深く長い渡辺温「兵隊の死」。短編もそれぞれ個性的な切り口で、個人と国家を感じさせる。中でも、飛び抜けて奇想天外なのは、なんといっても筒井康隆「関節話法」だ。(つづく)

2016/10/17

栄吉

★★☆☆☆ [図書館]「ぼくの小さな祖国」が好みでした。このシリーズでは普段は読まない作家さんが読めるので楽しみ。

2018/05/15

ㄜƕ

筒井康隆―「関節話法」

2016/10/29

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