冒険の森へ 傑作小説大全 19 孤絶せし者 (冒険の森へ 傑作小説大全19)
冒険の森へ 傑作小説大全 19 孤絶せし者 (冒険の森へ 傑作小説大全19) / 感想・レビュー
KAZOO
この巻には長編は真保祐一の「ホワイトアウト」でしたがすでに読んでいて映画も見ています。短編は椎名誠、浅田次郎、坂東眞砂子、篠田節子、桐野夏生でどれも楽しめましたが、既読ですが私は浅田次郎さんの「永遠の緑」が好きです。ショートショートは宮部みゆき、星新一、中島らも、北杜夫、筒井康隆で北杜夫の「贅沢」が楽しめました。
2015/12/29
starbro
集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第八弾は第19巻「孤絶せし者」です。ようやく全体の4割まで来ました。今巻は孤立した極限状態の主人公の物語中心です。今巻も名作揃いですが、オススメは短編では浅田次郎の「永遠の緑」と桐野夏生の「ジオラマ」の2作品、長編では真保裕一の「ホワイトアウト」です。
2015/12/27
ちょき
毎月1冊ずつ配本されているのだが、最近読むスピードが遅れ気味。まぁ、本は逃げないのでゆっくり読み進めようと思う。この大全集はゆっくり噛みしめるように読もうと思っている。鉄板の名作ばかりなので速読したらもったいないからだ。今回のテーマは「孤絶」。桐野夏生「ジオラマ」、浅田次郎「永遠の緑」あたりが今回の大全集の中ではよかった。
2016/08/01
ぐうぐう
孤立した者の物語が収められた『冒険の森へ』第19巻は、宮部みゆきの時代小説「車坂」で幕を開ける。孤独というテーマで、筒井康隆の「画家たちの喧嘩」をチョイスする編者のセンスがなんとも憎い。しかし本書の最大の読みどころは、真保裕一の『ホワイトアウト』だろう。映画『ダイ・ハード』を大胆に下敷きにしたこの物語は、しかし大掛かりな舞台と精緻な展開、そして熱情によって、本家『ダイ・ハード』を呑み込んでいく。さらに、なんと叙述トリックまで採用する貪欲さがたまらない。(つづく)
2015/12/13
ざび
今回では坂東眞砂子氏と桐野夏生氏の二作が愁眉。圧倒的な筆力に参りました。
2016/01/11
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