夏のジオラマ (集英社みらい文庫)
夏のジオラマ (集英社みらい文庫) / 感想・レビュー
紫 綺
小学生中学年レベルの児童文学。小路さんの作品なので読みたくて夏に予約していたのだが、届いたのは寒い冬になってしまった。人の思いがこもった箱庭の世界に主人公たちが入り込んでしまうというSFファンタジー。心温まる夢のあるお話。人の強い思いは、何らかの力を生み出すんだと信じたい。
2011/12/18
kazu@十五夜読書会
東京バンドワゴンの 小路 幸也2011年の作品児童書。銀雪さんに譲って頂いた積読本を駆け足で消化する。箱庭懐かしい「BOOK」データベースより⇒夏休みに入って3日目。学校で“共同自由研究”をしていた僕たちに事件が起こった。体がでっかいマンタが消えたんだ。その直後、僕は理科準備室でおかしな木の箱を発見する。中には、模型みたいに小さな道路や川があって…これってジオラマ!?なぞを解明するうちに、不思議な出来事を体験していく。これは、僕たちのひと夏の冒険の話。
2013/04/12
まつじん
きれいな物語ですネェ。ワシが小六ノコロはもっと汚かった(いろんな意味で)と思うんですが。それにこの年頃の男女ってすごく仲悪かった記憶があるんですが、最近は違うのかなぁ?
2011/08/06
nyanco
小路さんが子供たちのために書いた作品。 もう少し夏休みのワクワク感が欲しかったかな~。子供たちがみんな、ちょっと良い子過ぎたのかも。タイムスリップして辿り着いたのは昔の我が町。ジオラマの謎を解いたり・…も楽しかったのですが、三銃士の話はもう少し踏み込んで描いた欲しかったな~。 大人にはちょっと物足りなさが残ったのが残念。
2011/08/31
千冬
もっと長い長編で、と物足りなく思うのは自分が大人だからで、小学生には丁度よさそうな長さです。それだけギュッと魅力が詰まっているので大人が読んでも読みごたえはあった。子どもたちの出会う「過去って本当にあったんだな」という思いが上手く表現されていたと思う。
2011/07/26
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