片恋パズル なぞの暗号と、ヒミツの気持ち (集英社みらい文庫)
片恋パズル なぞの暗号と、ヒミツの気持ち (集英社みらい文庫) / 感想・レビュー
ハル
原麻希シリーズの吉川英梨の作品を発見し、図書館に予約してみると、初の児童書。小学生向けのラブ・ミステリーとは、この歳で受付の女性司書から受け取った際の恥ずかしかったこと。しかし、好きな作家だけに、それなりに楽しむことができた。原麻希の娘との物語を読んでみたいと思った。
2017/03/29
ケイト
主人公ふたりのキャラクター(挿画もかわいい!)や、暗号の必然性、リアリティを出すためのあれこれなど、ちゃんと調査もし、考えられた上での作品ではあるのですが、文章にやや難がありました。特に前半、脈絡もなくぽんぽんかき出されていて、勢いをつけようとしてだだ滑りしている感があります。基本「だ・である」調でつづられているのにいきなり「です・ます」が入ったりと、首を傾げてしまう箇所もありました。小学生の女の子による記述という設定(明記されてはいませんが)なのだとしても、達意の文章であってほしかったです。続編に期待。
2015/06/24
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