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マリア様がみてる 10 レイニーブルー (コバルト文庫)

マリア様がみてる 10 レイニーブルー (コバルト文庫)

マリア様がみてる 10 レイニーブルー (コバルト文庫)

作家
今野 緒雪
ひびき玲音
出版社
集英社
発売日
2002-03-29
ISBN
9784086000789
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マリア様がみてる 10 レイニーブルー (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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かのこ

シリーズ十作目。白・黄・紅、それぞれの姉妹に雨雲のかかる季節。それでも光の差し込む終わりをみせる白・黄の姉妹と、姉妹史上最大の危機のまま終わる紅薔薇姉妹。好きな人を誰かにとられる辛さがこれでもかと凝縮されていて、この巻は正直読んでて苦しい。でも、すれ違う二人とか、瞳子ちゃんの悪役感とか笑、祐巳ちゃんの傘のエピソードとか、実に巧妙に作品を演出していて、続きのエピソードを知っている身としては上手いなあと思う。辛い話だけど、この巻、次の巻で祐巳ちゃんという人の内面がもっともっと好きになるなあ。

2020/04/28

ガーガー

三つの薔薇様達にトラブル発生。白薔薇様達は姉妹になるか問題。志麻子は乃梨子を大切に思いすぎてぐずぐずしてたけど、ロザリオンを渡せてよかった。黄薔薇様達は部活問題。突然運動部は驚きますわな…。でも、二人とも仲直りできてよかった。赤薔薇様達は祥子の事情でデートが不意に…。裕巳が手一杯になるのもわかりますわ…。ここの姉妹だけ解決ならず、どーなるんだろ?

2016/08/01

幸音

「ロザリオの滴」白薔薇姉妹誕生。ロザリオの重みを知っている志摩子さんに提案する乃梨子だからこそ、ようやく姉妹になれたんだと思う。ロザリオ授受のシーンが本当に名場面。「黄薔薇注意報」まさかのちさとさん再登場で驚き。憎き恋敵でありながら、剣道部で唯一話せる相手というちょっと変わった友情が築けそうな予感。令さまはまたこれで成長するはず。「レイニーブルー」久しぶりに本を読んで泣いた。妹の祐巳よりも瞳子を優先して約束をキャンセルする祥子さまの意図が分からず、祐巳の心情につられて涙。紅薔薇姉妹だけもやもやが引きずる。

2013/10/09

kitten

マリ見て最大のトラウマ、レイニーブルーを再読。まともに再読したのは初めてかも知れない。ラストがとにかく辛くって。発売時はリアルタイムで追っかけてたので、次の「パラソルをさして」が発売されるまで約三ヶ月、かなりブルーなままだった。ここで三ヶ月待ちは本当に辛い。今回も、最終話は飛ばし読み。じっくり読むとトラウマが甦るので。早めにパラソル読んでスッキリしよう。

2021/04/14

扉のこちら側

2003年頃に初読。なんだかみんなもやもや。乃莉子は安定してる。

2010/01/24

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