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女神の花嫁(中編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

女神の花嫁(中編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

女神の花嫁(中編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

作家
須賀しのぶ
船戸明里
出版社
集英社
発売日
2003-07-25
ISBN
9784086003018
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女神の花嫁(中編) 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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まりもん

成長してからのラクリゼとサルベーンの再会はギクシャクしつつも仲良くなっていく。まだこの時のサルベーンはラクリゼを守ろうと頑張る姿や妊娠を知って喜ぶ意外性もあった。ラクリゼが女神との契約をして子供を捧げることになることになる理由も解って良かった。

2012/08/16

baboocon

はじめて外の世界に出たラクリゼだけど、その傲慢さが災いしてサルベーンと袂を別ってしまう。それからの3年間、二人は対象的な道を歩むことに。かつての超越的な力を失ったが家族の暖かさを知ったラクリゼと、多大な戦功を上げたが心は闇に染まり切ったサルベーン。自分の本当の思いに気づいたラクリゼの献身でサルベーンの心も溶け二人は幸せな生活を送るようになるが…。運命はそんな甘い生活を続けさせてはくれない。あまりに重い二択を迫られたラクリゼ。もう一方の選択肢をとることは出来なかったのか?残酷すぎるよこれじゃ…。

2012/03/19

ローリー

図書館で借りました。相互貸借資料なのである程度の条件が付いてるのは仕方がないとは言え…、貸出期日が5日間って…、短すぎる。妻が読んで回ってきましたので大急ぎで読みました。しかし、サルベーンとラクリゼの蜜月はあまり想像してなかったのでビックリでしたが、幸せな二人というのもいいものでした。ただ、女性らしいラクリゼというのは想像しがたいものがあって、不幸だけど鬼気迫る強さのラクリゼの方がしっくり来ます。それもどうかと思いますが。しかし、この作品の登場人物たちは、主役に近づけば近づくほどひどい目に遭わされますね。

2013/02/22

Haru

あぁ、もう酷いじゃないか!ザカリア女神。幼い柔らかい心にあんなに試練を与えたら、そりゃあ歪みが出ても仕方ない。ラクリゼもサルベーンも悪くない。それなのに二人は自分を責めて、女神の愛を求め、加護に感謝する。神なんて捨てられたら楽なのにね。やっと静かな気持ちで向き合えた二人なのに、その幸せは束の間。次巻にいくのが辛いな~。

2012/08/17

ゆり

カリエ同様、ラクリゼやサルベーンの人生もすでに波瀾万丈すぎる……。この二人にこんな穏やかな幸せの日々が存在していたことにびっくりでした。女神の示した選択が残酷すぎる。これはもう完全な幸せには戻れないよな。切ない。アデルカとその両親との平和で優しい日々がラクリゼをゆっくり変えていく様に、正直ちょっと戸惑ったけれどああ、良かったなと思いました。彼らとカリエがどこかで結びついているのかな?アリシアさんが今後産むのかもしれない子どものことも気になる。

2016/06/04

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