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伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫)

伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫)

伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫)

作家
谷瑞恵
高星麻子
出版社
集英社
発売日
2005-06-01
ISBN
9784086005999
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伯爵と妖精 恋人は幽霊 (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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しゅわ

【図書館】何を考えているかわからない悪党伯爵・エドガーと、彼に雇われてた妖精博士・リディアの物語第四弾。前回、形ばかりの婚約をした二人ですが、あいかわらずエドガーはあちこちで浮名を流しまくっていて、振り回されっぱなしのリディア。ある夜、プリンスの罠だと知りながら エドガーが降霊会に参加したことから事件が動きます。セルキーとアクアマリン…そしてビックリな霊媒師の正体!!! つかの間の母娘気分を味わうリディアや幽霊・テリーサ嬢の本当の気持ち、そして『おまえの姉だ』という言葉の真実に切なくなります。

2016/09/27

やまこ

エドガーが追っている敵が、偶然リディアに交霊術を仕掛けてしまいリディアの体が乗っ取られたりアザラシ妖精も登場する。リディアがいつにも増してエドガーに意地っ張りなのは、エドガーに惹かれていく自分に気付いてしまいそうなのを、必死に否定しているからな気がする。そうだよなぁ、こんなに簡単に落ちたら巻続かないよなぁ。

2018/03/27

エドガー側から見るリディアが可愛くて可愛くてしょうがない。本当にお人好しでまっすぐで、応援したくなる主人公。/プリンスが絡んでくるとどうしてもシリアス寄りになってしまうなぁ……。しょうがないし面白いんだけれど、やっぱり好きなキャラには幸せでいてもらいたいなぁ。

2013/05/28

あめりこ

完結記念再読。この巻の、嘘に嘘を重ねていく雰囲気が好きです。「二人の婚約」っていう嘘の上に、「幽霊に取りつかれたリディアと偽物の子爵の婚約」っていう嘘の設定を重ねて、リディアの本当の母親はもういないのに、リディアの母親にエドガーがリディアとの結婚の許しを請うっていう疑似体験をすることができて、二人の気持ちが、嘘のはずの「二人の婚約」に近づいていくっていう感じがすごく絶妙!谷先生すごいな!といつも思います。エドガーが使う「婚約者」っていう言葉の雰囲気もすごく好きです。しかしアーミンは最初からずっと不憫だ。

2013/05/04

咲穗

プリンスとつながりそうな降霊会に参加したエドガー。 しかし、リディアに霊が取り憑いてしまい… 母親のエピソードを通して、リディアが少し自分の気持ちと向き合い始めたところ。 外堀、がっつり埋められてますけどね…

2022/03/27

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