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喪の女王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

喪の女王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

喪の女王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

作家
須賀しのぶ
船戸明里
出版社
集英社
発売日
2007-11-01
ISBN
9784086010900
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喪の女王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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まりもん

遂に完結。それにしてもカリエの知る人々がたくさん死んだ戦いだったな。死亡フラグがあったとはいえお気に入りだったギアス、グラーシカと次々と死んでいってしまった。ただ気になったのが戦いの後ビアンはどんな国の政治をしていったのか?フィンルはエティカヤでどう過ごしたのか等きになることも多く終わってしまったのが気になってしまった。

2012/09/06

Haru

そしてついに神は全てから手を引いた。怒涛の最終巻でした。しかし最後はしょりすぎじゃありません?確かに「帝国の娘」で始まっているだけあって、ルトヴィアについては後日談まで書いてくださっていますが、バルアンのあっけない最後とか、フィンルの「母上・・・?」も意味が分からないし、アフレイムの即位も唐突に感じるし、マルカーノスとエアリシアのその後などなど気になることはいっぱい。あぁ、でもこれは神々の子離れの物語だからいいのかな。

2012/08/26

みずなか

副官グッジョブ!!よくやった!!(笑)色々な意味で集大成でした。読み始め、ホントにこれで終わるのかと心配になりましたが、おわってみると納得の最終回。(あ、でもバルアンの最後はあっさりしすぎでしょう…orz)グラーシカの最後はちょっと衝撃でした。アルガじゃないけど、イーダルにまだちゃんと「家族を愛してた」っていう心が残っててホントによかった。残ったのはイーダルだけだけど、きっとあの3人(母も入れると4人)は救われたんじゃないかと。最後のドーンの回顧録、私もサイン入りで欲しいです(真顔

2012/07/02

baboocon

流血女神伝シリーズも、いよいよ最終巻。国家間の戦争が勃発し、スケールが大きくなっていて、カリエ達の扱いは小さめ。滅びゆく大国の皇帝ドーンと皇后グラーシカは、最後の最後で心から結ばれたというのが切ない。多くの人が亡くなり、終焉を迎える戦場で人々が目にしたものとは…。女神に関する謎について最後の方で明かされていたけれど、あんなあっさりでいいの?と少し肩透かし感が。ただ神とは人間によって様々に解釈が為され、怖れられたり力を与えたり奪ったりするが、最終的に行動し歴史を形作っていくのはやはり人間自身なのだな。

2012/04/18

p.p.

何が変わろうと結局人は生きていくんだということを、自分の短い半生と照らし合わせながら、心に深く感じた。その力こそが最も大事なのだろうか。これからの人生で大きな変化があったときに、カリエの事を思い出すかもしれない。自分が何のために今ここにいるか、それは危急の時にのみ見出し得るものなのか、それとも危機にあっては私ではない公のための使命感と召命感が急速に育まれやすいだけなのか、カリエやドミトリアス、ミューカレウス、グラーシカ、その他大勢の人々のように。こうして読み終わって感想を書けるのが幸せだと思う。

2013/03/09

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