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帝冠の恋 (コバルト文庫)

帝冠の恋 (コバルト文庫)

帝冠の恋 (コバルト文庫)

作家
須賀しのぶ
綾坂 璃緒
出版社
集英社
発売日
2008-04-01
ISBN
9784086011518
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帝冠の恋 (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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ばう

★★当たり前のことだけれど誰にだって若い時代があった。ミュージカル『エリザベート』で「冷静に〜冷酷に〜」と歌っていたあの怖〜いゾフィーにもこんな時代があったのか。実に聡明な女性です。本書を読むと『エリザベート』であんなに冷酷無比に描かれているのが何だか可哀想になってきた。逆にエリザベートの方がやりたい放題の我儘な女性に思えてくる。でもやっぱり徳間文庫版で読みたかったなぁ。もうコバルトのノリについていけない…。私の考えるゾフィー像とどんどんギャップが広がって最後の方は段々読むのが辛くなってきました(涙)。

2017/09/09

michi

絶賛須賀しのぶ祭り実施中で一冊で完結しているこの本を。世界史のこの辺りの知識が全然なく純粋に楽しめた。高校時代に出会えていればなあ。須賀さんの描く人々はそれぞれに真理があるので誰も憎めない。二人の関係を知った後の皇帝の懐の深さとカールの寛容さにほれる。醜男だけど。あとがきでゾフィーはミュージカルエリザベートでは悪者姑だったというのでビックリ。この人達を描いた小説もっと読みたい。オススメありませんか?

2013/05/29

はるき

少女漫画、むしろ宝塚歌劇団の様だ。でもヒロインが強くてヒーローが弱いってどうなんだろうか。

2015/09/30

ゆきわか

西洋史好きには、たまらない一冊。

2012/03/02

さら

何回読んでも飽きない魅力があります。初めて読んだ時は世界史の知識皆無でしたが、歴史の流れを知ったうえで読むとまた違った思いで読み進められました。いま思えば私が世界史に興味を持つきっかけとなった作品です。須賀さんの描くキャラや世界観だからこそこんな素晴らしい作品に仕上がったのだと思います。コバルトでは異色ですがこういうものもいいと思いました。

2012/06/14

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