花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて-後編- (花咲く丘の小さな貴婦人シリーズ) (コバルト文庫)
花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて-後編- (花咲く丘の小さな貴婦人シリーズ) (コバルト文庫)
- 作家
- 出版社
- 集英社
- 発売日
- 2010-03-02
- ISBN
- 9784086013840
花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて-後編- (花咲く丘の小さな貴婦人シリーズ) (コバルト文庫) / 感想・レビュー
ダージリン
恋だけでなく、友情にも重点がおかれていて、泣かされながらも良かったです。大人編があってこそ本当の締めくくりですね。
2010/03/06
ゆり
ユージーンの一喝でようやく目を覚ましてくれたと思いきや、そう簡単に解決する訳でもなく……。本当、すれ違いがもどかしかったです。どこまでもはらはら。でもラストのふたりの会話が可愛かった。ごめんなさい、もうしないわって、ジェラルドが確かに不憫(笑)。イザベラのその後の人生は正直とても予想外でした。ドロシー共々昔からは考えられない道を歩んでいるなー。エリカとの三人の友情が最後まで変わらず続いていた様子がよかったです。ロジャーのことは、あまりに突然で、切なかった。彼の存在がその後も生き続けている様が良かったです。
2013/02/17
ゆあ
最後の最後までどれだけやきもきさせられたか。あとがきを読んで、エリカたちがやっていることがどれだけ凄いことだったのか改めて思い知らされた。彼女たちの未来が優しくあるように願うばかり。最後の、エリカへの気持ちを自覚したヴィクターがちょっと可哀想で好感度が上がりました(笑)
2010/03/07
mtm
イザベラの話が結構なページ数なので、エリカとジェラルドがくっついてくれなきゃ困るのに大丈夫なのか!?とちょっとハラハラした。笑。大人になってからのお話ももう少し読んでみたかったな。エリカのワイン作りは上手くいったのか、その後の二人の様子とか、イザベラとユージーンはどうなるのか、ドロシーのそれからとか…。でもロジャーが不在だとこのお話は成り立たないし、そうなると学生時代も大事な思い出。恋は勿論だけれど、少女達が時代の移り変わりと共に生き方を選んでいく様子が良かったです。
2018/08/08
Marina
月へウサギを連れて行った魔法使いに泣かされてしまった…。哀しい。でも彼のように誰かを見守り続けて、そして力になれる人は強い。ジェラルドとエリカは最後までやきもきさせてくれました。「もうページほとんど残ってないんだけど(汗)」とちょっとおろおろするくらい。でもよかったよかった。二人の恋の話でもあったけど、女友達三人の話でもあって、そこもよかった。三人とも学生時代には思いもよらなかった道を歩くことになったけど、あの学生時代あっての現在と未来なんでしょうね。色々な点でもう少し先の話まで読みたかったなぁ。
2014/09/07
感想・レビューをもっと見る