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マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫)

作家
今野 緒雪
ひびき玲音
出版社
集英社
発売日
2010-12-28
ISBN
9784086014816
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マリア様がみてる 36 ステップ (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

ああきっと令さまの剛毅で揺るがない強さはお父様譲りで、カナリアイエローでサンバしちゃう乗りの良さはお母様譲りなんだな。由乃さんのお友達を大切にする性格はお母様から、結構芯の強いのはお父様から、それぞれ貰ったんだろうな、と想像するだに柔らかい気持ちになります。キスはしてもいいけれど、したいわけじゃない。友情未満恋愛以上の、二人の関係。この頃(多分三十年は遡らない)は姉妹の制度がなかったとしたら、いつごろから制度になったんだろう。最初の一組は誰なんだろう。いつか読んでみたい。綿子さんが誰の縁者なのか気になるし

2017/05/31

ゆきはら

佳月ちゃんと律ちゃん、異様に仲が良いとは思いましたが、律ちゃんのお兄さんのフルネームが出てきた瞬間、「そういう事か」と、ようやく納得しました。二人のみつあみも、まさにあの子のトレードマークですよね。『道場』というキーワードも出てきていたのに、なかなか気付けなかったのが悔しいやらなんとやら、です。未来の姿も想像出来、とても楽しく読ませて頂きました。

2011/07/17

幸音

お互いが一番だと思っていた親友の律から恋人ができたと報告された佳月。視点が交互に進み、双方の想いに入り込める。サイドストーリーと思いきや本編にも関係あり。冒頭のヒントは見逃したけど、散りばめられている伏線に気づいて理解しながら読んだのでにやにやした。恋人への好意と親友への好意は違うけれど違うからこそ、解決に導く佳月の発言がかっこいい。甲太の人となりが微笑ましく、律の兄・徳と佳月のやりとりもきゅんとした。綿子さんの兄はあの子に関係してるんだろうな。カバー下に全面イラストがあるのはなぜ?コバルトでは珍しい。

2014/02/19

雪守

「私の巣」に続くサイドストーリー。マリみての穏やかでコミカルな雰囲気を久々に感じて楽しかったです。個人的に一番笑ったのは「のほほん」でした。二人の様子がなんとも微笑ましいです。それと普段は滅多にしないんですが、step-1を読み終わった後にあとがきをチラッと見て、その後すぐにクイズの答えは察しが付きました。分からない人のためにコメントにて追加ヒント。

2010/12/28

星野流人

ストーリー云々というよりも、律さんと佳月さんの正体というか仕掛けに気付いた瞬間の興奮具合といったら。いつも一緒の文章なのでプロローグは読み飛ばしていたけど……ちゃんと読んでおかないと見落としてしまうんだねえ。 百合というほどあからさまではない物語と、恋愛というにはちょっと視点がずれているような感じの、不思議な物語だった。おもしろかった。徳さんとヨシナガサユリの再会のシーンが、なんか好きなんだよなあ。 ベストイラストは、35頁の律さんと佳月さん。 7/10点

2012/07/12

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