お釈迦様もみてる 超難解問題集 (コバルト文庫)

ひめありす＠灯れ松明の火

そりゃ花寺学院サイドにも、どうして祥子さまのお家に集まったのかという事情があるわけで、そこが明らかになるお話でした。本編を読んだのがもう相当昔なのですが、時期としては福沢姉弟が高等部一年生の12月～1月冬休みの頃のお話と検討をつけて思い出してみる。傍若無人な聖様とまだ初々しい新米姉妹の祥子さまと祐巳さんの絡みが可愛らしくのほほ～んと読める。本家もそろそろ続きを読みたいけれど、もう無理なのかなと思ったらちょっと悲しくなってきました。そろそろ柏木先輩も卒業ですね。次の生徒会選挙はどうなる事やら。

2012/03/31

雪守

今回は「いばらの森」「長き夜の」の頃の話。この時期から祐麒がマリみてにちゃんと登場したんだなということを読んでて思い出しました。「遠の眠の」は「長き夜の」のサイドストーリー。久々の聖さまが何より嬉しいです。思わずマリみての方も読み返しちゃって、較べてみたら台詞もピッタリ合っていて当たり前だけどちょっと嬉しい。しかし、本編のときは祐巳の天然さに妙に親近感を覚えてたからあまり感じなかったけど、こうやって視点が変わると確かに祐巳はかわいい。どうやら祐麒のシスコンが伝染したらしい（笑）

2011/12/13

紫鈴

アンドレから1年生へ「勉強しろ」から始まる年末年始。マリみてでの新年会の裏側がこちら。白薔薇さまと優のやりとりと、白薔薇さまが初対面なのに「祐騏」って呼び方がいいなぁ。☆４

2022/02/03

紅

電子書籍にて読了。『いばらの森』から『長き夜の』の時期のお話。『超難解問題集』自体は謎なまま。次巻が気になる。『遠の眠りの』楽しい。祐麒はあんなことがあって、小笠原家に行ったのね。他の部分も祐巳側から見た景色とはまた違って、面白かった。

2014/08/01

ダージリン

「いばらの森」のエピソードが挿入されてて、にやり。祐麒の悩みについては、まだもやもやしてる～まあ、思春期だし（笑）。「長き夜の」（ロサ・カニーナ収録）の祐麒バージョン「遠の眠の」は、好きな話だったので、いろいろと楽しかった（笑）。祐巳との姉弟仲が微笑ましい～。

2011/12/04