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お釈迦様もみてる 潔き一票 (コバルト文庫)

お釈迦様もみてる 潔き一票 (コバルト文庫)

お釈迦様もみてる 潔き一票 (コバルト文庫)

作家
今野 緒雪
ひびき玲音
出版社
集英社
発売日
2012-11-30
ISBN
9784086016841
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お釈迦様もみてる 潔き一票 (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

野球場にだけ居場所があればいいと思っていた中学時代。突然断たれた夢。霜柱でべちゃべちゃの真ん中の道、その先にある高等部の校舎。食堂でのお昼ご飯。ランポー先輩のコーヒーを飲みながら過ごした放課後。雑用と掃除の為の早出。表側なんかちっとも見えないで、黒子に徹した学校行事。後輩の領分と、当たり前になっていた自分達がそこにいると言う事。与えられた物でも、許可される場所でもなく。自分達で自分達が勝ち得る、欲しい場所。皆で一緒にいられる場所。そう腹を括ったから、自分に一票。仲間に一票。手を上げよう。丸をつけよう。潔く

2013/02/14

星野流人

花寺学院の迎えた三学期、生徒会選挙のお話。マリみてシリーズではあるけれど当然ながらリリアンと花寺は違う学校なわけで、読みながら「花寺の選挙の感じってこんななんだ」と思ったりしました。リリアンでは持ち上がり感も強かったし、花寺の先輩たちのあっさりとした感じは新鮮でしたね。そして改めて生徒会と向き合った祐麒たち。「選挙病集団感染」はめちゃくちゃ良いシーンで、ジンときました。祐麒は祐麒で、波瀾万丈な高校生活を送っているなあ。

2020/05/07

kitten

お釈迦様シリーズ再読。今回は、生徒会役員選挙編。マリ見ての読者は、当たり前だけど結果がわかっているんだよね、これ。小林が何を考えていたのかが、ようやく明らかになるが、それなら生徒会長に立候補すればいいだけのこと。花寺生徒会におけるユキチの存在と、リリアン山百合会における祐巳の存在が、まるで同じ立ち位置なんだ。きょうだいだから当たり前だけど。

2022/04/13

紫鈴

2年の動向を窺っている時間が長すぎて、選挙に出ると決めてからはあっという間だった。もう少し選挙中すったもんだがあっても良かったと思うんだけど。小林が入学時あんなこと考えてたなんて予想しなかった。光の君はいろんな意味ですごいひとだ。☆4

2022/02/03

電子書籍にて読了。タイトルどおり、生徒会役員選挙のお話。マリみてを読んでいるから結論は知っているものの、読んでいてとてもどきどきした。祐麒と仲間たちの生徒会への思い、仲間への思い。仲間っていいなーなんて当たり前すぎることを感じた。また、柏木さんと祐麒のいちゃいちゃが美味しい。純情な祐麒は本当に可愛いね。

2014/08/04

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