KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

後宮瑞華伝 戦戦恐恐たる花嫁の謎まとう吉祥文様 (コバルト文庫)

後宮瑞華伝 戦戦恐恐たる花嫁の謎まとう吉祥文様 (コバルト文庫)

後宮瑞華伝 戦戦恐恐たる花嫁の謎まとう吉祥文様 (コバルト文庫)

作家
はるおかりの
由利子
出版社
集英社
発売日
2018-06-01
ISBN
9784086080712
amazonで購入する Kindle版を購入する

後宮瑞華伝 戦戦恐恐たる花嫁の謎まとう吉祥文様 (コバルト文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あっか

後宮シリーズ第9弾。おお!?垂峰が皇帝になってる!?学律と青艶は!?と驚きからの幕開けでした。あの垂峰がまさか主役を張るとは…彼も30歳。人は変わるものですね…故にヒロイン夕麗と一回りもの歳の差がちょっと気になったけれど…30歳で18歳(しかも言動もちょっと幼い)に真剣に恋できるかな…とか…笑 関係性や性格が、第5弾・後宮幻華伝の遊肖と緋燕を彷彿とさせました。大人っぽい内容なところも。うーん、純粋に幸せになっていそうなのは皇帝以外のカップルだなあ。本編既刊分は次巻が最後なので寂しくありつつも早く読みたい!

2020/04/27

よっち

母のせいで冷遇されようやく悲願の皇帝になった皇子・高垂峰。実際には太上皇の傀儡で、名ばかり皇帝に甘んじる日々を送る彼が、吉祥文様を愛する風変わりな妃嬪・危夕麗に出会う第九弾。いろいろドロドロな展開でゆるく繋がっているこのシリーズですが、今回は前巻から五年後の世界。最悪の出会いから急速に惹かれ合い、後宮の陰惨な争いに巻き込まれてゆく展開はもはやお約束ですが、どんなにお互い想い合っていても、皇帝と側室扱いの妃嬪という距離感だとままならないことも多いんですね。みんな皇帝になりたがらないのもよく分かります(苦笑)

2018/06/28

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「後宮シリーズ」第九巻。「後宮瑞華伝」前作から五年後のお話。前作の主人公だった崇成帝の第五皇子 高透雅の異母兄の第三皇子 高垂峰が主人公です。この皇子は前々作辺りから名前だけは登場していたので、気になる皇子でした!母親の条婉容も李緋燕の敵役としてしばしば登場していたので、満を持しての今巻と言う印象です。今巻のテーマは吉祥模様です。吉祥模様を愛する風変わりな妃嬪 危夕麗との仲がどうなるのか気が揉めました。後宮内の事件の陰湿さが少々際立ってましたから。私は甘甘過多くらいの方が好きなんですよね(*^^*)。

2024/01/26

かなで

再読。これで一周(オレンジ文庫版は除いて)したけれど、面白かったなあ。因果応報と恋愛が重なるから面白いのかな?

2022/05/16

ゆり

皇帝と、皇后にはなれない下位の妃嬪の恋。どんなにお互い二人が大事でもふたりだけで幸せになれないのが苦しくて切ない。少女小説のヒロインがこの役回りってなかなかないんじゃないかな、読み応えがありました。そして二人の未来も安らかなものではないんだろうな……。緋燕と遊宵が未だにお互い最愛の二人でいられている自体がすごいことなんだろうな。色内監と雨果がなかなかいいキャラでした。

2018/09/24

感想・レビューをもっと見る