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キスよりもせつなく

キスよりもせつなく

キスよりもせつなく

作家
唯川恵
出版社
集英社
発売日
1991-11-20
ISBN
9784086090179
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キスよりもせつなく / 感想・レビュー

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青蓮

失恋からなかなか立ち直れない知可子が出会った、写真家志望の徹との恋愛の過程を描く。振り回して、振り回されて、傷付いて--テレビドラマ的なベタな恋愛小説だけれど、楽しく読みました。苦しくても、傷付いても、離れられない--恋愛は理屈じゃない。唯川さんの作品を読むと恋愛がしたくなります。「人生ってね、結局、いつも何らかの選択をして生きてゆかなければならないの。そして選んだ数だけ、何かを捨てていかなければならないの。両方を手にして、それにしがみついてるうちは、前に進めはしないのよ。」この一文がとても印象的でした。

2016/03/19

Ayanosuke

久し振りの恋愛小説。幾人も登場する多彩なキャラクターと対照的に、どこにでもいる感じのOLの主人公。強く自分を出せない性格が読んでいてもどかしくなりつつ、終盤はすっきりする展開になりました。登場人物ひとりひとりが、それぞれ等身大の恋愛をしている様が生き生きと描かれていて、素敵な恋愛小説だと思いました。

2011/11/06

鮎川まどか@AnxAn

主人公の恋愛を軸に進むOL群像恋愛小説。端々に見られる登場人物の心理変化の描写には感心しかり。 ただ、連続ドラマのような…と言えば聞こえはいいが、ご都合主義な部分がそこここに見られるのが残念ではある。 読後が爽やかな作品。

2010/12/22

つねちゃん

私も知可子と同じ歳だし、知可子の胸の内が手に取るように分かった!知可子と一緒に切なくなったり、腹が立ったり、驚いたり…。女にはそれぞれ違った生き方がある!男に頼るのも、男から離れて潔く生きるのもそれぞれ!意外に、有季と令子の潔さがかっこよかった!

2013/08/10

ゆゆゆ

ドラマみたいな、王道的な、というかベタだなぁと思ってしましたが後半は早く続きが読みたくてページをめくる手が急ぎました。こんなふうに出会えたらなぁ!(笑)

2012/07/28

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