ざ・ちぇんじ!〈後編〉 (Saeko’s early collection〈volume.2〉)
ざ・ちぇんじ!〈後編〉 (Saeko’s early collection〈volume.2〉) / 感想・レビュー
こみっくま🍏OTONA JAM’S
さっくり読んでしまった。そして何十年ぶりかの再読だったのに結構覚えてたことに(゚д゚)!びっくりでした。やっぱ若い時の読書は残るね。でも惜しい、読んでたのはコバルト文庫ぐらいであとはコミックでしたもの、トホホ。。。さすがに下巻は収まるところに収まるべく怒涛のドタバタでした。学生時代に読んだ時には全く思わなかったご都合主義的なところにちょいちょい目が行きましたがこれはもう私自身の青春時代の1ピースというところで目をつぶっちゃおう。内容からキャラクターから何もかも、懐かしかった。
2020/05/17
assam2005
この時代において男として生きることと、女として生きることは全く別物。性別を逆転して生きることの足枷は想像以上に重い。いつの間にか性別通りの生き方を望む姉弟は、この時代だからこそという気がする。それぞれが選んだ未来の為に、協力者と共に奮闘する姉弟。いろんな周りの誤解を上手く利用し、自分たちだけではなく、周りの人達も幸せになれるように、自らの運命を作り上げていく様子は面白かった。これって原作通りなんだろうか?(原作未読な私。)「帝が騙されっぱなしでかわいそう」問題については…知らない方が幸せなこともあるよね。
2021/07/04
こっぺ
大人になると思うところも違うなぁ~(多分)。綺羅に振り回される三の姫と宰相中将が可哀そうで可哀そうで・・・。いろはと御ややの話では懐かしくて、かわゆくて涙が出たけど。このラストはすごく好き。いくら帝が間抜けに見えたって、女東宮の演技がクサくったって、すごいハッピーエンドだ。姉綺羅なら女御として立派に渡りあるくだろうし、何より(間抜けの)主上のご寵愛がある。まぁ、姉綺羅なら魚とっても立派に暮らしていくんだろうけどね。【図】
2010/09/08
しゅわ
【図書館】勝手に氷室さん再読祭り!の番外編。あとがきをお目当てに、愛蔵版を借りてきてみました。男女逆転!?の生活をしている綺羅君と綺羅姫、いろいろ問題が噴出して、そしておさまるところへおさまるまでのお話です。怒涛の展開だけど、最後はホッとできてイイですよね。帝の勘違いっぷりが、かわいらしいというか…憎めないというか…けっこう好きだった私は、あとがきに「帝が騙されっぱなしなのは、後味がわるい。かわいそう」という感想が一番多かったと書いてあってビックリしました。
2013/02/27
hikarunoir
原典より読みづらく興味も湧かなかったが、彼女が十代の多感な時期に読んだ事実を縁に読み終える。他に楽しみがないからか性のハードルが低いのをどう受け止めたのだろう。
2018/03/18
感想・レビューをもっと見る