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クララ白書〈1〉 (Saeko’s early collection〈volume.3〉)

クララ白書〈1〉 (Saeko’s early collection〈volume.3〉)

クララ白書〈1〉 (Saeko’s early collection〈volume.3〉)

作家
氷室冴子
出版社
集英社
発売日
1996-05-24
ISBN
9784086090414
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クララ白書〈1〉 (Saeko’s early collection〈volume.3〉) / 感想・レビュー

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わっ

「14歳の本棚」というアンソロジーに載っていたのを読んでからずっと読んでみたかった作品。主人公しーのはクララ(学校の寄宿舎)に入る際なぜかドーナツ作りのペナルティを課せられる。のっけからとんでもない展開、軽妙でかつライトすぎない文体も絶妙。ラノベの走りなのだろうけど今のラノベほど軽すぎず、なのに言い回しが妙に面白い!「私の頭の中はすでにドーナツづくりのイメージにみちみちている」一体何を作るつもりなのかと爆笑(笑)ある夢をもつ菊花や鉈ふりのマッキー(笑)など個性的な面々も素敵♪続きも読まなくちゃ!

2013/06/13

キキベル

何十年ぶりかに急に読みたくなって借りました。当時、寄宿舎に憧れました。このクララ白書の生活に本当に憧れた。今、読んでもこの本の魅力は衰えることなく、楽しめました。主人公しーのをはじめ、出てくる人達みんな愛嬌があって好きです。気持ちが一気に当時に引き戻されて楽しい読書だった。

2024/06/21

こっぺ

そうそう、寄宿舎ね~今でも胸躍る響き・・・なんてウットリする間もなく、レオタードにスカーフなオンナノコ3人がドーナツを揚げるため奮闘。イベントが最初から派手すぎて笑いが止まりません。しーのと、滅茶苦茶なキャラクタのマッキーや菊花と一緒に障害を乗り越えて、絆が深まっていく様子があったかいコメディ。ベッタリ、っていう感じでもなく、なんともいい感じの距離感。菊花のレズ疑惑の時なんて、「一言聞けばいいのに」なんて焦れちゃうけど、その気遣いがいいんだろうなぁ。【図】

2010/09/29

しゅわ

【図書館】勝手に氷室さん再読祭り!の番外編。ご近所の図書館に愛蔵版があるのを知り、初めて手にとってみました。見慣れた原田治さんのイラストが無いって、なんだか不思議な感じです。あとがきを読んでいて、モデルというか、お友達の寄宿舎での雰囲気がこの物語に生きているんだなぁ~と…そんな背景を初めて知りました。氷室先生のこのシリーズへの愛がとっても嬉しかったです♪ 単行本化のためにかなり手を入れられたとのことでしたが、(私が読んでいた当時もちょっと古い?と感じた)ギャグ等が消えた程度で、あまり違和感がなかったです

2013/02/17

boutiquekouichi

何度めかの再読。中学生のとき好きだったなあ。。ドロドロ女子校ものもいいけど、現実にはありえなさそうではあるものの「寄宿舎」という響きにマッチしたこういう雰囲気もなかなかいい! マッキーのスキャンティ事件が最高w 奇跡の高木さんが気になります。

2013/03/21

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