KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

雑居時代〈2〉 (Saeko’s early collection〈volume.8〉)

雑居時代〈2〉 (Saeko’s early collection〈volume.8〉)

雑居時代〈2〉 (Saeko’s early collection〈volume.8〉)

作家
氷室冴子
出版社
集英社
発売日
1997-01-24
ISBN
9784086090513
amazonで購入する Kindle版を購入する

雑居時代〈2〉 (Saeko’s early collection〈volume.8〉) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

タカギ

倉橋数子、コケにされる、の巻。何でなんだろー。数子は中身を知らなければお嬢さま無双なのに、知っている人からは、その執念深さや打たれ強さからか、何をしても平気だと思われているフシがある。まあ、数子が先に無茶なことをしている場合もあるので、おあいことも言えるけど。そして、案外人がいいのか、コロっと騙されては怒る。性格は決して良くないのに、憎めない。登場人物の中にゲイの男の子がいるのだけど、「ホモ」と言っていることに時代を感じる。約40年前ですよ! でも今読んでも元気をもらえる。あとがきが付いていてうれしい。

2020/07/30

こっぺ

やはり報われない数子さん、、、。それでも清香さんが嫌いになるわけれもないし、本当にいいキャラクターたちだ。それぞれのエピソードが全力を出し切っている。みんな手抜きなしの体あたりであるのが青春という感じ。ホント、いい話です。【図】

2010/09/20

Gaooo

氷室冴子のスゴさを改めて思い知る。今読んでも全く古さを感じない。男女3人のドタバタ同居生活は笑いあり涙なし。性格に難ありの数子が最後にはいじらしくさえ感じる。連続ドラマになってほしい

2021/02/11

しゅわ

【図書館】勝手に氷室さん再読祭り!の番外編。ご近所の図書館に愛蔵版があるのを知り、あとがきおめあてに手にとってみました。才色兼備の数子ちゃん、がんばっているのになぜか?不運ばかりで報われず…特に後半は受難ばかりでかわいそうになってきますね。彼女に素敵な未来は訪れるのかしら? あとがきは豪邸暮らしへの憧れと現実のお話、そして口癖のお話です。

2013/02/27

sakko/さよ

Ⅱは勉や鉄馬、清香もたくさん活躍して楽しかった。それに比例して万能委員長の不運メーターも増すばかりで、むっちゃおかしかったです。とくにクラブ勧誘の演劇を任される話。劇中劇自体もよく出来てて面白いけど、数子の突然の捻挫(大嘘)にもめげずに大成功させた細川は只者ではないですね。爆笑。 なんか、これで終わりという気が全然しない。

2012/01/21

感想・レビューをもっと見る