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宿なしミウ (集英社文庫―コバルトシリーズ 88A)

宿なしミウ (集英社文庫―コバルトシリーズ 88A)

宿なしミウ (集英社文庫―コバルトシリーズ 88A)

作家
久美沙織
新井 苑子
出版社
集英社
発売日
1981-03-01
ISBN
9784086104081
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宿なしミウ (集英社文庫―コバルトシリーズ 88A) / 感想・レビュー

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akane

十代で読んだ当時、何人もの男の間を蝶のようにひらひらとわたり歩くミウ(16歳)のインパクトが強烈だった。不思議にエロチックや不純とかは感じられなくて、むしろ逆に説明しがたい癒し効果があった。舌足らずの間のびする声で、「きゃーい」 「やだぁ」 いろんな男に甘えるというのに、女の私が全然生理的な嫌悪を感じない。彼女をとりまく男たちがいい人ばかりだからかな、と思っていたけど、再読して、やっと理由が判明。ミウのモデルは、ずばり 「ネコ」 です。声、仕草、猫をかなり意識して書かれてる。ミウちゃん、かわいいはずだ~。

2017/02/07

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