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雑居時代 上 (集英社文庫―コバルトシリーズ 52-G)

雑居時代 上 (集英社文庫―コバルトシリーズ 52-G)

雑居時代 上 (集英社文庫―コバルトシリーズ 52-G)

作家
氷室冴子
星野 かずみ
出版社
集英社
発売日
1982-07-09
ISBN
9784086105057
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雑居時代 上 (集英社文庫―コバルトシリーズ 52-G) / 感想・レビュー

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紅はこべ

私が初めて読んだラノベかな。当時は少女小説って呼ばれていたと思うけど。“あたしは自分が中傷されて黙っている人間じゃない。右の頬を打たれたら、往復ビンタと足蹴りで返す人間なのだ”この数子ちゃんの啖呵、気持ちいい。それにしても、姪と叔父は結婚できないと思うけどな。

2017/06/03

たか

【再読】上下巻に渡る短編集。 才色兼備にして文武両道の数子は、開校以来の才媛と評判が高い。しかし片思い中の叔父が結婚したため、傷心から外国に赴任する教授宅の留守番役を買って出る。 念願の一人暮らしのはずだったが、そこに現れたのはマンガ家志望の問題児家弓と、浪人生の勉だった。 ここから三人の奇妙な『雑居時代』が始まった…。 ▼ 数子は性格は悪いけど憎めないタイプ。昭和のコメディタッチの同居モノが楽しめる。C-評価

2022/03/22

くみ

読書会で紹介していただきました。そしてお気に入りさんのレビューで今年没後10周年と知る。おませな同級生から「これは高校生のお姉さまが読む本」とストップがかかり成長を待ち望んでいたのですが、その「お姉様」の年の頃は思いもよらず新撰組やら長州藩やらに熱をあげてしまい、そのまま、、。今回どんなかなと思い読み始めましたが、一ページめから好きかも!な予感。なんといってもこのスピード感!ストーリーも会話もテンポよくリズミカルで自然と私のテンションも上がる!ちょうど仕事の納品締切前でかなり勢いつかせてもらいました♪

2018/09/28

chatnoir

加藤剛似(作中では最上級のハンサム形容)のおじ様が出てた気がする。今朝のテレビで訃報を知って悲しい。

2018/07/10

eihuji

中学の頃、初めて覚えた女性作家は新井素子で時を経ず氷室冴子を知る。ベクトルの違う二人に共通するのは少女小説家と云う点。「少女」小説家ではなく、「少女小説」家である。現在はもう無い小さな書店で、新井素子の名を目にし手に取ったかつて集英社が発刊していた小説ジュニアが氷室冴子「雑居時代」との邂逅。このepをある場で披露したところ僕も一目置く少女マンガのオタk、じゃなかった、大家より、ある意味、少女マンガより小説ジュニアの方が買い難いですよね、との意見を賜る。そんなものかな、と思いつつあの頃の無頓着さが懐かしい。

2017/10/11

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