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シンデレラ・ミステリー (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-N)

シンデレラ・ミステリー (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-N)

シンデレラ・ミステリー (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-N)

作家
氷室冴子
藤田和子
出版社
集英社
発売日
1984-03-01
ISBN
9784086106450
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シンデレラ・ミステリー (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-N) / 感想・レビュー

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とんこ

物語世界の愛憎と重なる、現実の利根の世界。大人になって読むと余計に、利根の恋や友情の悩みはただのよくある青春の1コマ。けれど当人にとってはそれが世界のすべてだった頃のあの感覚まで思い出してしまう。一作目と同じく、明るくもせつない、ほろ苦い終わり方。2作通じてやっぱりオディールが1番好きです。

2024/03/17

まりもん

実家の押し入れから発見したので読了。

2013/07/30

しゅわ

実はまだ続いていた…勝手に氷室冴子さん再読祭り!の第十弾は名作「シンデレラ迷宮」の続編。現実世界に戻った利根は、新しい生活を楽しんでいたはずなのに、またシンデレラの国へ戻ってきてしまいます。そこでジェインの失踪を知り、その行方を探るうちにいろいろな事実が明らかになってゆく…というミステリー仕立て。大人になって再読すると、ラストの別れのシーンがとっても切ないです。あらためて読むと、幸せであって欲しい!と切実に願った王妃や姫君やオディールの「その後」がわざと?というほど触れられてないのがあんまりですね。

2013/02/02

アイナ

「シンデレラ迷宮」の続編で、恋と友情に揺れる利根の物語。私自身は女子校だったため、恋が友情かで悩んだことはありません。押し殺した想いは狂気をはらんでしまうのだと、当時は衝撃を受けました。夢の世界と決別することは、寂しくもありますが、それが大人になるということなのでしょうね。時々は空想の世界にどっぷりと浸るのもありかと、大人になった今は思います。作中に登場する「ジェイン・エア」を読んでみたいです。

2016/07/06

那由多

『シンデレラ迷宮』の続編。ジェイン中心だったので、オディールが愛おしい私はちょっと物足りなかった。【2019.8.14 投稿】

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