3時のおやつに毒薬を (集英社文庫 88-K)
3時のおやつに毒薬を (集英社文庫 88-K) / 感想・レビュー
歩月るな
あえて寡聞にして知らなかったと言わしめる、時は1984年、まだドラゴンクエストが世に出ていない時代ながら久美沙織&藤原カムイのタッグという奇縁を感じる作品。なんちゃって探偵ものと言いながら、ライト日常系ミステリーの先駆でもあり、ハーフボイルドを冠する点では某風都探偵の先輩とも言える、超絶オシャレなレディのための小説。子どもの頃にこういう本を読みたかったと思わせてくれる。後のドラクエ小説でのマーニャ姉さんの語りかっこよさの原型も見えたりする。この面白さや語りの軽妙さこそが本格ライトノベル(←若干意味不明)。
2018/12/30
しのぶ
今の少女向けラノベの先駆けのようなテンポの良い一人称会話小説という感じかな。一気に読めて面白かった。
2014/10/22
サチ
通称「半熟(ハーフボイルド)せりかの探偵ごっこ」シリーズ第1弾。
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