ジャパネスク・アンコール (集英社文庫 52-T)
ジャパネスク・アンコール (集英社文庫 52-T) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「なんて素敵にジャパネスク」番外編。作者さまが後書で番外編とおっしゃっています。が、本編と深く関わる内容で三番目に必ず読むべき短編が二編。“高彬のジャパネスク・ミステリー” は、二巻の涙涙のお話のその後を、高彬の語りで描いたもの。“ジャパネスク・スクランブル” は守弥(高彬の乳兄弟)の視点で描いたやはり二巻のその後のお話。あの煌姫が初登場します。二編ともに軽妙な語り口で楽しくて‼️大好きです。
2024/01/20
キラ@道北民
シリーズ第3弾。2巻のその後が(表紙が瑠璃姫と吉野の君でしたが)、高彬と守弥視点で描かれた2編。瑠璃姫と絡むとどうなるのか楽しみな煌姫のキャラクターがいい。守弥は瑠璃姫に勝てることはないだろうけど、その奮闘ぶりがコメディタッチで面白かった。
2019/11/27
Norico
ジャパネスクシリーズ、アンコールの主役は、高彬とその従者の守弥。男らしい瑠璃さんと違って、男性たちはどこか女々しい…というか弱々しい?融のバカっぽさは結構好き
2020/01/03
*+:。.もも.。:+*
瑠璃姫大活躍の影で苦悩する高彬や若君第一!の守弥のお話。また違った意味で規格外の煌姫もハチャメチャで良い意味でかき回してくれる。守弥の肩の荷は当分降りないわねぇ。
2018/12/22
しゅわ
勝手に氷室冴子さん再読祭り!の第16弾は2巻の大事件の後日談的な番外編です。ヒロインの瑠璃姫はまだ吉野で静養中。高彬目線が新鮮なちょっとした騒動の謎!?と、高彬の乳兄弟・守弥と水無瀬の煌姫…という、ジャパネスク後半の重要人物達が暗躍?するお話です。本編が重く哀しい物語だっただけに、ひさびさのコメディタッチにホッとします。このシリーズ、それぞれキャラがしっかりたっていて、氷室先生もこの世界を楽しんでいるんだろうなぁ~と伝わってくる気がします。あとがきの想像談だけでも、いろいろ妄想がひろがりますね。
2013/02/19
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