碧い宝石箱 (集英社文庫 88-O)
碧い宝石箱 (集英社文庫 88-O) / 感想・レビュー
歩月るな
半熟一家もの第二弾、長編、離島ダイバーものサスペンス。海の中の世界がもしも自分でイメージは湧かなくとも、現在はテレビをつければ取り合えず僻地洞窟海底探検ドキュメンタリーなんちゃらかんちゃらが見られるので、想像の手助けは幾らでもあるけれど、スクーバを骨子とした展開上の細かい情報がささやかながらとても優しい仕上がりに。一応、せりか並みのダイビング経験はあるので(三日程度の)海中遊泳の細かいネタが感覚として伝わってくるのは新鮮な読書体験だった。そりゃ、また潜りたくもなるけれど、まあその機会は訪れないだろうなぁ。
2019/01/05
aoko
実家で未だに本の整理中。せりかシリーズ。ミステリーあり、沖縄でのダイビングあり、で、面白かった。同じ行動を見ても、立場が違うと感じ方が違うということを再確認させてくれた作品。
2023/06/18
サチ
通称「半熟(ハーフボイルド)せりかの探偵ごっこ」シリーズ第2弾。
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