愛はきらめく星になっても: まんが家マリナお嬢さま事件 (集英社文庫 コバルトシリーズ 183-F)
愛はきらめく星になっても: まんが家マリナお嬢さま事件 (集英社文庫 コバルトシリーズ 183-F) / 感想・レビュー
chocoka
最後はハッピーエンドでも良かったのではないかと思いました。しかし、カズヤに回復の兆しが見えてきたのが救いでした。薫がでてきたけど、シャルルとカズヤがいないのは、物足りないような…前回ではシャルルとカズヤの2人だけで、薫にも出てきてほしかったのに、難しいです…。3人が早く出会って3人ともでてきてほしいです!3人そろったらすごく絵になりそうです♡
2015/01/07
マリン
最後がアンハッピーでなければ宝塚で見たかったお嬢様と男装の麗人の世界。女キャラしか登場しないから話題にされないけどマリナシリーズ屈指の名作だと思う。「愛を求めているだけではいけないのよ。本当に愛しているならば、その愛のために、力を尽くし、時にはじっと我慢をしなければ。そうすることを、愛をする、愛する、と言うのだと思うわ」ひとみセンセの執筆初期だからこそ書けた台詞なのか?この美都の名言を聞かせたいキャラがシリーズ後半や他シリーズに大勢出てきた。(告白失恋エンドレスしなきゃ逆ハーレムにならないのか?)
2020/10/08
エアリス
藤本ひとみさんのジュニアノベルや児童文庫は、女主人公が天然だからと「自分に片思いする美少年たちに対して愛されて当然、尽くされて当然」と対等な人間関係を築こうとしない自分勝手さが目につく。マリナは友達思いで唯一例外と感じていたが、美少年が登場しない話のほうが、キャラクターたちが生き生きしている。特にこの話の「愛をする、愛すること」についての定義は確信をついている。人気が出るにつれ藤本ひとみの主人公がその考えを全否定するキャラクターになってしまい、それでもモテモテなのが子供読者から見ても理不尽だった。
2020/09/27
かぐや
宝塚の世界を知らなかったのでお嬢様学校の呼び名に戸惑いましたが、マリナは女の子キャラたちの中にいても、頼もしくて輝いてますね!マリナシリーズは必ず人が死ななきゃいけないのかと思ってました…。
2020/09/12
アリエル
このころは宝塚の存在すら知らなかったが、エメラルド子爵とかってまさに宝塚の世界だった。お嬢様学校のイメージがこれとマリ見てでかなり変わった。藤本ひとみ先生の小説は逆ハーレムの中心である女主人公があまり魅力的に描かれていなくて残念なのだが初期のマリナはとても頼もしくて周りから好かれる理由がよくわかる。
2020/09/22
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