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愛よいま、風にかえれ(前) まんが家マリナ黒鈴事件 (まんが家マリナシリーズ) (コバルト文庫)

愛よいま、風にかえれ(前) まんが家マリナ黒鈴事件 (まんが家マリナシリーズ) (コバルト文庫)

愛よいま、風にかえれ(前) まんが家マリナ黒鈴事件 (まんが家マリナシリーズ) (コバルト文庫)

作家
藤本ひとみ
谷口亜夢
出版社
集英社
発売日
1988-01-08
ISBN
9784086111201
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愛よいま、風にかえれ(前) まんが家マリナ黒鈴事件 (まんが家マリナシリーズ) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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ひじり☆

これは昔読んで好きだったシリーズ。犯人は覚えているけど、内容がうっすらとした記憶で、久しぶりに読んでまたワクワクした。マリナの独り言がウケる。一人ぐらいB型がいなくなってもいいだろう…ってしかも本人に伝えちゃうって(笑)マリナの友達思いなのか、自分勝手なのか(笑)ちょっと突拍子もない明るい行動にみんな救われるんだろうな。

2019/04/07

すみれ

女の子キャラクターが好きなのでマリナと薫とジルに幸せになってもらいたかったですが(美都やカバちゃんたちも)、マリナシリーズは誰も幸せにならないようにストーリーが作られているのでは?と毎回心配でした。 中でも薫は不幸設定てんこもりで、あまりにしんどすぎてどうやっても幸せになれる未来が想像できず、子供心にも悲しかったのを覚えています。もしリメイクがあったら、違う展開もありえたのでしょうか。

2020/09/06

アリエル

どなたかも書いていたが【君たちの愛だけが絶対なのか!?他人の不幸の上に自分たちだけが幸せになるのは許されない!!】という本作の強いメッセージは、本来逆ハーレム世界そのものを否定するテーマなんじゃないかと思った。子供読者向けには事件の原因となった犯罪者が悪いで終わらせるほうがわかりやすかったのだろう。しかしマリナや銀バラのように失恋キャラクター大量逆ハーレムシリーズを得意とする藤本ひとみ先生がこのテーマを主人公と主人公の思い人で書いたストーリーを読んでみたい気がする。その場合どう決着をつけるのだろうか。

2020/09/22

かぐや

後編のほうにも書いたけど…日本人がインターネットで中傷罵倒に賛同したがる風潮は、いま現実に自殺者を出したり問題になってる。他人の意見を見て同調批判するのも同じ。加害者や犯罪者家族の心の内を書いた本は、なぜ事件が起きてしまったのか読者に考えて欲しいからでは。ライトノベルなのに深いと思った。

2020/09/12

RAM

作品内では触れられてないけど、自分の親しい人が次々犯罪に関わり死んでしまう状況におかれた薫のストレスって、健康体だったとしても相当追いつめられていくと思う。その中で前を向いて生きようとする薫と、友達のために必死になれるマリナの友情に胸が熱くなる。マリナは藤本ひとみの主人公には珍しく女友達にも気遣いができて好きだなあ。

2020/10/11

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