百九十センチの迷惑 (集英社文庫 コバルトシリーズ 88-AB)
百九十センチの迷惑 (集英社文庫 コバルトシリーズ 88-AB) / 感想・レビュー
歩月るな
シリーズ第四弾。短編集であり、冒頭の時系列不明の書き下ろしを含めた四作収録。長編の合間合間にコンスタントに発表されていた作品をまとめてあるので、正確に近い時系列で読むとすると最初期と最後の作品が一緒に入っているため既刊の情報と色々擦り合わせる必要がある。ようするに『ありがちのラブソング』で言及された「乗り潰したセリカ」の話であったり等。個々の事件は非常に現代的かつ心情的に訴えるものが強い。せりかの特技声帯模写はそれだけで物理的に「死者の声」を呼び醒ませる力である故にここぞと言う時に真価を発揮するのが良い。
2019/02/06
ミレー
最初の事件とかは大したことないけど最後の事件はモヤモヤする
2016/01/26
サチ
通称「半熟(ハーフボイルド)せりかの探偵ごっこ」シリーズ第4弾。
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