なんて素敵にジャパネスク 8 炎上編 (コバルト文庫 ひ 1-31)
なんて素敵にジャパネスク 8 炎上編 (コバルト文庫 ひ 1-31) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「なんて素敵にジャパネスク」第八巻。初読み時に夢中で読みながら、帥の宮が春日大納言と組んで陰謀を企てた理由がいま一つ納得出来なくて。でも真実が明らかにされてゆくに従って滂沱の涙でした。最後高彬の良い男振りまでもう余すところなく感じ入り楽しんで読みました。こんな素晴らしい少女小説をこの世に送り出してくださった先生には感謝しかありません。「続きを書くんだったら、瑠璃姫の次世代かな?」とお書きになっていらっしゃいました。もうその日が来ないのは本当に本当に寂しくて堪りません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
2024/01/24
キラ@道北民
シリーズ第10弾。終わってしまった・・・。1巻目の初夜、初夜言っていた瑠璃姫と高彬から、なんて大人になったことだろう。瑠璃姫の人情深さと、高彬のお役目第一が合わさり、このラスト!それぞれの必死さから各々の愛が伝わり、切なくも感動しました。みんなのその後が読めないのは悔やまれるけど、勝手に想像してこの喪失感を埋めたいと思います。
2020/01/25
まきこ.M
最終巻まで一気読み。一人一人のキャラクターも個性豊かで展開もどんどん変わっていってひと時も飽きない。夢中になれる作品。納得のできる名言も出てくる。自分の子どもが大きくなったら読んで欲しい!源氏物語などまた挑戦したくなってくる。
2019/08/06
Norico
せつないなぁ。でもよかった。高彬、人妻編の始まり頃から、ずいぶん大人になった。瑠璃姫好きだけど、人妻編の瑠璃姫の正義感はつらすぎる。
2020/01/04
しゅわ
勝手に氷室冴子さん再読祭り!の第19弾は帥の宮編ともいうべきジャパネスクシリーズ最長のおはなしです。怒涛のフィナーレはやっぱり高彬が主役。彼の覚悟には泣かされました。結婚してからはヤキモチとか頼りないところが目立っていたけど、イザとなると信頼してくれ、守ってくれる殿方…素敵過ぎます。瑠璃姫が何もしなかったら運命はどうなっていたんだろう?と考えると切ないです。
2013/06/02
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