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銀のメサイア (コバルト文庫 ふ 1-50 ユメミと銀のバラ騎士団)

銀のメサイア (コバルト文庫 ふ 1-50 ユメミと銀のバラ騎士団)

銀のメサイア (コバルト文庫 ふ 1-50 ユメミと銀のバラ騎士団)

作家
藤本ひとみ
しもがや ぴくす
みらい 戻
出版社
集英社
発売日
1991-12-01
ISBN
9784086115995
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銀のメサイア (コバルト文庫 ふ 1-50 ユメミと銀のバラ騎士団) / 感想・レビュー

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しぐれ

藤本ひとみの女主人公の正義主張、大人になってみると身勝手な押し付け設定だったと気づいた。【私は悪くない。私は天然だから他人を傷つけても気づかないし他人より贔屓されても当然。私は好きな男に愛されるため相手が困ってもアタックする。私は愛されてるけど他の女たちは意地悪だから嫌われてる。私は正しいわ、間違ってるのはあなたよ!】この図々しく他人の気持ちを考えない性格は主婦じゃないし痛すぎる。思いやりにあふれ愛される女主人公という作品内の設定と合わなさすぎて、美少年たちは女主人公のどこに惚れたのか?理解できない。

2019/06/02

アラジン

皆さんのご指摘通りまさしく鈴影とユメミのロミオジュリエット恋愛(悲恋に見せかけていちゃつく)のシリーズ。しかし総帥と貴女として働いたのは月光のピアスだけ。ヒロシと冷泉寺を当て馬として利用する描写は、読者が不快を感じるほどエスカレートしていくので鈴影とユメミを応援する気になれない。変身組はこきつかわれるだけで哀れすぎるし鈴影はユメミしか守らないし。仲間を大事にしない騎士団やファンタジーは珍しいと思う。藤本ひとみの主役の恋愛感に同意できなくなってきた。四誓願なんて設定は意味なかったも同然のご都合主義に唖然。

2020/11/08

銀の扉

恋人と両思いにして幸せにしたキャラはその後登場させにくいのか。失恋確定なのに片思い相手のヒロインにつきまとい尽くし続ける美少年たち。毎回出すためヒロインに永久執着する構図を変えたくなかったんだろう。 でも読者は好きなキャラの不幸が悲しすぎてどんどん読むのを止めていき、主人公カップル以外のファンは残らなかった。この逆ハーレム縛りのせいで、愛されヒロイン以外のキャラは全員前向きに感じなかったよ。ファンタジー変身超現象は楽しかったのに、ヒロイン以外みんな不幸なのは主人公感情移入読者に優越感を感じさせるため?

2020/08/28

久我

読み始めた頃は自分も逆ハーレムの主人公モテモテっぷりを楽しんでいたかもしれませんが、失恋確定の当て馬キャラたちがいつまでたっても成長しない。ユメミや鈴影に冷たく利用されてもすがりつき尽くし続ける様子は宗教のようです。それをなんとも思わず命令したり守ってもらい感謝しない主人公カップルにうんざりするし、当て馬キャラの悲惨な描写の多さに、とても冷静な気持ちでは読めなくなりました。マリナシリーズのようにヒロシ、光坂、冷泉寺にはファンがつくはずが、あまりの冷遇っぷりに数冊で読者が離れていくほど惨めで可哀想…。

2013/05/24

クレオ

最初の一冊以外ファンタジー設定をご都合主義に利用しているだけ。名前は銀のバラ騎士団でも中身はオカルト宗教団体。適当にいい事を言ってチヤホヤもちあげられるユメミと鈴影の主役二人は自分たちだけが大事で仲間のためには何もしない。同級生たちは変身させられ使役されるが失恋当て馬で尽くして捨てられるのが毎巻繰り返し。主役二人は総帥と貴女という高い地位のはずが国を救ったり悪を倒したりの大義名分もなく、恋愛はだめよだめよと悲劇に酔いしれていちゃつくだけ。主役二人のロミジュリごっこにはまれた読者以外には楽しめる点がない。

2020/11/03

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