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炎の蜃気楼シリーズ(7) 覇者の魔鏡(中編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(7) 覇者の魔鏡(中編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(7) 覇者の魔鏡(中編) (コバルト文庫)

作家
桑原水菜
東城和実
出版社
集英社
発売日
1992-08-01
ISBN
9784086116657
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炎の蜃気楼シリーズ(7) 覇者の魔鏡(中編) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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みや

どんどんエスカレートしていく直江さんに気を取られがちだけれど、主軸である北条と風魔が絡んだ箱根と日光の鏡事件も非常に面白い。大河サイキックアクション部分が二人の縺れ合いを盛り上げるためだけのエッセンスには今後もならないでもらいたい。鏡の中で本性を出してきた狡猾で残忍な景虎が得も言われぬほどにかっこよすぎて悶絶した。康英を残酷に脅迫する場面は特にゾクゾクする。好き。千秋君の「お兄さんが調教してやろうじゃないの」もかっこよかった。優柔不断で身勝手な直江さんにちょっと苛々してきたので、後編で覚悟を決めて欲しい。

2018/05/31

藤月はな(灯れ松明の火)

景虎が自分のことをどう思っていたかと邪推し、静かな憎悪の連鎖に陥り、最もエゴイスティックな結論に至る内省が凄まじいです。あの氏照兄様も絶句しましたし・・・・。しかし、自分を裏切り、罪悪感を抱く者でさえ手駒に使える迫力を持つ景虎も恐ろしくからこそ、直江の気持ちも少しはわかります。ただただ、弟である景虎のことを大切に思い、二度と失いたくはないが故に必死に直江を追撃する氏照兄様に切なくなります。あとがきの直江の誕生日にペティグリーチャムを送った人、ナイスです(笑)私なら鎖と首輪ですが。誰かこの人を止めて。

2012/01/14

フキノトウ

直江の景虎への愛がひたすら、哀しいなぁと思いました。痛々しい。北条氏照氏の兄ばかには、ちょっと和みました^^

2013/12/28

カキ@persicape

神奈川県民として箱根神社登場にわーい\(^o^)/とわくわくしてたが、途中から「だーかーらーなんなんだよ、君たちは!?」と辛抱ならんくなる( ´△`)どうも臭うんだよなぁ、景虎。高耶のベールに隠れてあなた様がみえないけど、とんでもないキャラなんじゃないかと予測してるのだが?好きなキャラが敵側に行くの好きなんでやぶさかではなかったのだが、400年の時が絡んでるゆえに永遠にあなたのそばへ的ヤンデレ方面にふらつく直江、最の高。皮肉ったり睨みつけたり傲岸になったり冷たい直江に萌えてしまうよ。もっと堕ちろ↑

2018/01/07

枯伍

日光から箱根へ向かった直江。鏡に呑まれた高耶の抜け殻を前にさあどうしような巻。小太郎と氏照兄、小太郎と直江の会話が小太郎を突っついてるが今のところ反応なし。遠山が鏡の中の景虎からひどい目にあっております。お気の毒。譲を追って千秋も日光へ。片倉と乗り込みをかけるが、蘭丸が譲の隠された力を発動させようとしていた。北条から鏡を奪った直江は鏡の中の楽園を選ぶのか。そこに氏康パパが現れて第二の道を示す。究極の選択来ました~で続く。

2018/01/05

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