黄金色の黎明 後編 (集英社スーパーファンタジー文庫 せ 1-20 闇に歌えば 11)
黄金色の黎明 後編 (集英社スーパーファンタジー文庫 せ 1-20 闇に歌えば 11) / 感想・レビュー
chatnoir
安徳帝...最後まで明確な意思表示のないまま去っていった。確かに800年もお守りした者には残念で悔しい結末だろうな。源氏の世が終わった時点で長閑に暮らせばよかったのに。鷹子ちゃんとヒロコちゃんはこれから幸せに暮らせそうで良かった...。誠志郎や柊一ももどる場所があって良かったね。ダライ・ラマのような生まれ変わっても記憶を持つあの人は歴史学者にでもなればよかったのに...。
2020/11/16
よっしー
これにて完結‼ 三つ巴の戦いも綺麗に終着となりましたね。紆余曲折ありましたし、嶺の取った選択は最善とは全く思えないのですが…。永くを生きるのは、多くの苦労と悲しみを得てしまったのでしょうね。にしても…御霊部にヤミブンに、癖の強い面々が揃っているので、彼らの背中を見て育つ若者達が屈折しないかと要らぬ心配をしてしまいそうになります。
2019/03/10
月華
図書館 1997年1月発行。再読。本編終了。エリ子の旦那さんや子どもはどんな人なんだろう、と本編には関係ないところが気になってしまいました。エリ子か「旦那・主人」という言葉不足嫌っているのは覚えていました。熟女と書かれるエリ子はいくつなんだろう。何気に幕の一幕を引いたのは嶺でした。誠志郎は記憶の中より暗くて後ろ向きでした。
2015/04/19
めぐみこ
【再読】これにて本編完結。まぁまだ外伝もスピンオフもあるんだけれど。最初は敵だった柊一の葛藤や、彼が傷つけられたことで歯止めがきかなくなるお姫さま、すすんで魂鎮めの歌を歌った誠志郎、中学校に通うことにした鷹子。誰もがちょっとずつ成長してたり、変わっていったり。そんな彼らと、歪んだ松栄の対比。海へ帰ることを選んだ嶺は切なかったけど、それでも最良の選択だったと信じたい。
2011/11/02
ミド
誰にとってもそれなりに良い結末になったと思う。怨霊を鎮めるにはどうしたらいいのだろうとずっと考えながら読んでいました。心ゆくまでおいしいものを食べることは鎮魂にはならないのかな。
2016/10/06
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