空蝉挽歌 5 (集英社スーパーファンタジー文庫 せ 1-28 暗夜鬼譚)
空蝉挽歌 5 (集英社スーパーファンタジー文庫 せ 1-28 暗夜鬼譚) / 感想・レビュー
よっしー
ここまで引っ張った割には、幕引きが呆気ない感じがしました。結局、久継は何がしたかったのでしょうか。甦り、怨霊として舞い戻った割にはパットしない恨み辛みの感じがして…やや残念な感じがしています。一条は新たな式を得ましたが、彼にとってプラスになるのかも気になりますね。何はともあれ、次からは新章、楽しみです。
2021/12/07
真理そら
久継はモデルっぽいのがいる気がするけど時代が違う気もするし…。西行の逸話っぽい話も出てくるしいろいろ面白いファンタジー活劇だった。美都子(弘徽殿の女御の異母姉)という菟原処女を逞しくしたようなキャラも登場してきたし。久継の執着は理解が難しいけれど、こういう情念のかたまりのような美丈夫キャラは好きだ。
2018/01/21
紅蓮
【再読】やっと終わった・・・ε-(。・д・。)フー 怨霊になった久継は強かったねぇー。地獄の獄卒が束になっても勝てないんだから、色々吹っ切れていない頭の中将や夏樹が普通に太刀打ち出来るわけないよね。なんといっても一番太刀打ち出来たのは深雪でした!!久継の思考は判りづらいけどある意味さっぱりしてて、どちらかと言うと嫌いじゃあないですね。ものすっごいはた迷惑な性格ですが・・・(笑)とりあえず久継に(-人-) 南無南無・・
2014/06/04
てふてふ
結局久継アニキが理解できなかった;;復讐ではなく、後悔している頭の中将を殺したかったのか。他の何を破壊しても構わないくらい、好きだったの??大宰府での反乱はどの程度本気だったの??夏樹に止めて貰えて、良かったと思ってる??・・・わからない!!楽しいことに貪欲なテロリスト・・・そんな久継と美都子が恋人だったところ想像できないゎ。小宰相にはあれ何て言ったんだろう?? 権博士を助ける深雪かっこいい!!権博士もさらにメロメロですなv 一条と夏樹はこうなりませんように。。。
2013/05/05
ときわ
壱・弐・参・四・伍をまとめて。夏樹はいつもは優柔不断で決断力が無いのだが、時々とんでもないことをやる。しかもその時は後先考えずに。その後うじうじうじうじ・・・・。今こそ決断の時、という時には決めきれない。ああ!いらいらする。夏樹がこんなに心奪われた久継に、最後まで好感が持てなかった。出来る男のうえ人たらし、いろいろなことを飲み込んで納得してたんじゃないの?長年経ってから聞いたことでそこまで切れてしまうなんて。乳兄弟を自分のせいで(と思い込んで)死なせたことにやつ当たりしてる。爽やかでない五冊だった。
2021/02/10
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