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夢の宮 〜十六夜薔薇の残香〜 (夢の宮シリーズ) (コバルト文庫)

夢の宮 〜十六夜薔薇の残香〜 (夢の宮シリーズ) (コバルト文庫)

夢の宮 〜十六夜薔薇の残香〜 (夢の宮シリーズ) (コバルト文庫)

作家
今野 緒雪
波津彬子
出版社
集英社
発売日
1997-02-01
ISBN
9784086142878
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夢の宮 〜十六夜薔薇の残香〜 (夢の宮シリーズ) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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ときわ

「薔薇の名の王」の続きなので間を開けずに再読。もうどうなるのか分かっているのに、どんどん物語を追いかける。王がやることやらせることは、常に自分がいなくなった時の準備。切ない。王が歩いて王妃のもとに行くシーンでは何度読んでも泣けてくる。常に綱渡りの王位継承のこの国だが、今回は綱ではなく細い糸をかろうじて紡いだ。

2022/12/09

あっちー

図書館本 山樝の鈍さにイラっとした。 それが持ち味のキャラとはいえホントに鈍すぎる。

2017/08/06

まろん

プロローグのしぼくの独白がとても切ない。彼はもともと運命が決まっていた人だけど、すごく魅力的な人だった。残された彼らが様々思い惑うのも仕方ないし、特に郁李と月季がのりこえることは並大抵ではないことでしょう。さんざ、もっとしっかりしてよ!ラストは考えうる最良のものになって良かった。

2015/07/05

静間

中華風恋愛物語。今回は薔薇シリーズ二巻。病弱な王と気丈な新妻である正妃、王にずっとつき従っていた妹と苦労人の家臣の話。前作より山樝の苦労人度合いが増してる。最終的に彼が思い描いていたような「幸せな未来」は訪れなかったように感じる。でもみんな次代へと続く鸞王の為に決断をしたのだよね。最初思い浮かべていたのとは違うけど、幸せな未来を納得して四人が選べてよかった。山樝と月季の葛藤・すれ違いは何度読んでも胸をきゅーっと掴まれるような切ないシーン。「夢の宮」の中でも一番このお話が好き。

2012/05/16

沙雪

再々・・・・読w 新刊が出たので最初の巻からまた読み直してるんだけど、この1冊は特に好きだなぁ、キャラが。自分が死んだ後のことまで考えている若い王(茨木)に涙(TдT) 築山で遊山した時の一番穏やかな一日が宝物のように輝いている・・・私の中でも。

2011/09/29

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