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炎の蜃気楼シリーズ(26) 怨讐の門(黒陽編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(26) 怨讐の門(黒陽編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(26) 怨讐の門(黒陽編) (コバルト文庫)

作家
桑原水菜
浜田翔子
出版社
集英社
発売日
1998-10-02
ISBN
9784086145060
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炎の蜃気楼シリーズ(26) 怨讐の門(黒陽編) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

一つの存在に信頼することは依存することと同じで裏切られたと思い、批難するのは人間の弱さにとって楽なことだ。しかし、自分の足で立って歩むことも依存になりかけない信頼という枷をつけることも難しい。今まで信じてきた生者と死者の境が無くなり始めている事実と生者として生きているからこそ苦しむ霊たちの思いで苦しいです。ミホのために為すべきことを為そうとする長秀と加藤清正、再登場場面に痺れます。

2012/03/08

波璃子

「終わりを見つめて生きていたら、終わりまでしか生きられない。そう思わないか、直江」重い…重いよ…

2018/07/06

枯伍

ついに魂核寿命の件を聞かされた高耶。思うことは多々あれど、「慰めは無用だ」と言っておいて出て行ってから振り返る高耶さん萌え。まだいる直江もw 牛鬼たちが動き出し結界破壊を始める一方、守ろうと高野山の僧兵がやってくる。潮は赤鯨衆と戦った安芸国虎と明かし、過去を乗り越えて共に戦うのだった。九州からは清正がやってくる。小次郎はミホから剣を奪い、伊達に献上する。私怨でミホに襲われる高耶。大友のもとへ向かう嶺次郎と橘。赤鯨衆は四国はどう変貌していくのかというところで続く。

2018/01/27

ユーリ

直江、景虎の余命を宣告する。まだまだ先は長いというのに、もうこの時点でページをめくるのが辛くなってきた。景虎が換生を続けてきたのは、強制されたからではなく、求めて換生する理由があったのだと直江に告白したシーンが好き。

2010/03/05

たろさ

とうとう、魂核異常のことを高耶に告げた直江。その言葉はどこまでも切なく、高耶に選んでもらいたいと言いながら、けして自分では調伏できない、と。二人がこじれないで、本当に安心した。高耶は赤鯨衆の中で、夜叉衆だった頃と180度異なる道を選ぶ。清正への言葉は血を吐くようだった。全ての霊を受け入れる赤鯨衆と共にあることを望む高耶は、話し合いの後皆の前で高耶を抱きしめる直江がーー!孔雀明王の咒もあまり効果はなかった彼らに山神、弘法大師、烈命星、裏四国全てを絡んで、次巻へ。

2018/06/25

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