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なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)

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なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)

作家
氷室冴子
後藤星
出版社
集英社
発売日
1999-04-01
ISBN
9784086145688
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なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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さてさて

『女は待っているだけ、耐えるだけ。冗談じゃないってのよ。やっていられないわ』。親が推し進める縁談を巧みに振り切りながら時代を闊歩する主人公・瑠璃姫の活躍を描くこの作品。そこには平安の世を力強く生きる瑠璃姫の姿が描かれていました。気持ち良い位にぐいぐい読んでいけるこの作品。歴史や古典の授業でモノクロに見えていた平安の世がカラフルに色付けされて蘇るこの作品。“今もとても愛しい私自身の永遠のヒロインです”と瑠璃姫のことを語る作者の氷室冴子さんの活き活きとした筆致にどこまでも魅せられる、これぞ傑作だと思いました。

2024/05/07

真香@ゆるゆるペース

再読。時代は平安時代。ヒロインは、京でも一・ニを争う名門貴族の娘の瑠璃姫。幼なじみで一つ年下の高彬と想いが通じ合ったものの、最後の一線を超えられそうで超えられず、二人はいつ結ばれるの?とハラハラドキドキ。ラノベお約束の展開だけど、瑠璃姫の天真爛漫でじゃじゃ馬という姫のイメージと真逆のキャラが、ストーリーのテンポの良さにつながっていて、めちゃくちゃ面白い。平安時代に詳しくなくても文中に現代口調の説明がちょいちょい入るので、気負いなく読めるのもいい。シリーズ物が苦手な自分が、珍しく続きを読みたいと思える名作。

2020/10/31

しゅわ

勝手に氷室冴子さん再読祭り!の第11弾。いわずと知れた平安ラブコメディの金字塔である人気シリーズの第一巻です。いま読んでも面白く、氷室ヒロインの代表ともいえる瑠璃姫のはっちゃけ具合が痛快な、とてもテンポの良いお話です。ロマンスあり、陰謀あり、怨霊!?あり…たくさん詰め込んだお得な1冊ですね。時代考証的にはツッコミどころ満載ですが、氷室女子がわかっていてやっているのでハズしどころもうまいです。古典を身近に感じる良いバイブルとして、いまどきの女の子達にもぜひぜひ読んでもらいたい名作です。

2013/02/10

こっぺ

お久しぶり、瑠璃姫!こんな可愛らしいイラストのついたものが出てたんですね、知らなかった。可愛い瑠璃姫に可愛い可愛い高彬。でもやっぱり鷹男派だけどね!!でも恋文送ったり、高彬に地味に嫌がらせをするなんて、鷹男も可愛い!お手軽古典コメディだけど、今読んでも面白い。この独特の言い回しがいいのよね。しかし融、可哀想(ぷぷ)。【図】

2013/04/14

かおりんご

小説。小学校高学年の頃にコバルト文庫にはまった時期があり、懐かしく読みました。こんな話でしたっけ?今から読むと、『幼稚園ってその頃なかったでしょ?』とか、『平安時代の人がアダムとイブなんて知るわけないじゃん』って突っ込みどころが満載ではありますが、楽しくワクワクした気持ちで読めました。読み終わった本は、図書室行きにします。この本をきっかけに、本が好きになってくれればと思います。

2017/08/27

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