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クララ白書 1 (コバルト文庫)

クララ白書 1 (コバルト文庫)

クララ白書 1 (コバルト文庫)

作家
氷室冴子
谷川史子
出版社
集英社
発売日
2001-06-01
ISBN
9784086148702
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クララ白書 1 (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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みみずく

寄宿舎生活に憧れていた子供時代になぜ読んでいなかったのか…!と口惜しい思いをかみしめながら(笑)読了。寄宿舎に途中から入ったしのぶたち三人は、ドーナツ45個を作らなければならないという突飛な課題を与えられる。主人公だけでなくその仲間菊花、蒔子、同級生たちもキャラクターが立っていて騒々しく、楽しかった。書かれた時代を感じる描写もあったりするので、懐かしい気持も湧き上がってきた。続きも読もう。

2015/03/29

しゅわ

【図書館】勝手に氷室さん再読祭り!の番外編。あとがきお目当てで新装版を借りてみました。クララ白書といえば原田治さん…もしくはみさきのあさんの絵に慣れきっているせいか?このかわいらしい絵は最初めちゃくちゃ違和感でしたが、物語を読んでいる間に「これもアリかなぁ」と思えてきました。なによりも、ふわふわとかわいらしい感じがいいですね。(新装版発売当時、ファンの間で話題になりましたが)光太郎さんが携帯かけてる!しーのが「携帯やネット」なんて言ってる!驚愕の進歩に時代を感じました。アランドロンが消えたのは寂しいけど、

2013/02/17

風地

寄宿舎住まいのしーの、菊花、マッキー3人の友情を軸に、女子中高生の日常を軽やかに描いていて、とにかく楽しくかわいかった。谷川史子さんの表紙と挿絵も嬉しい。お姉さまに憧れたり、親友を取られたのかと嫉妬したり、夜中にそっと部屋を抜け出したり…。女の子たちがキラキラしている。元気をもらえた。

2024/11/01

ダージリン

再読です。クララ舎という女子中高一貫校の中学の方の寄宿舎を舞台に、3年になった時点で中途入寮することになった主人公しーのと菊花、マッキーの友情(この友人達がとても個性的)や、上級生、下級生をまじえた騒動など、元祖「女子校もの」で鉄板の面白さだと思います(笑)。

2012/10/28

波多野七月

面白い作品は、時代を越えても色あせない。これが、30年前も作品だなんて正直びっくりする。しーの、菊花、マッキー。性格の違う3人組の、寄宿舎を舞台にした少女小説。学園コメディあり、友情あり、そして恋への淡い憧れもあり。当時の少女達も、きらきらした目で、この作品に夢中になっていたんだろうか。時代がどんなに変わったって、がんばる女の子はきっと最強。きっと、ドーナツが食べたくなる。

2014/05/10

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