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砂の城 2 (集英社文庫(コミック版))

砂の城 2 (集英社文庫(コミック版))

砂の城 2 (集英社文庫(コミック版))

作家
一条ゆかり
出版社
集英社
発売日
1995-12-15
ISBN
9784086172097
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砂の城 2 (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

愛した男性が別の女性との間に遺した男児を育てるナタリー。その子、フランシスは、愛した男性にそっくりであると同時に、憎むべき女性にも似ている。この残酷な設定が、物語をグイグイと盛り上げていく。遺児がどんどんと成長していくうちに、ナタリーが彼に愛した男性を重ねていくという展開。母親と恋人という、ふたつの想いが、ナタリーを苦しめる。これほど過酷な設定はない。

2011/02/21

矢代

時間の経過とともに死に別れたフランシスとその妻に対してもひとつの区切りを付けたナタリー。しかし時間は子供だったフランシスを大人にして理性と願望の狭間で精神を磨り減らすナタリー。今読むとこのテンポと時間軸の作りに齟齬が無いことに吃驚。しかも登場する主になるメンバーの心情を其々に盛り込んでいるのがまたすごい。読み出したら止まらない感じです!

2014/12/12

あつ子🐈‍⬛

副寮長のエビアン君が地味に好き。 ナタリー、アメリカ行っちゃったな…。

2020/04/30

りぷれ@灯れ松明の火

【再読】同性の友達いなさそうだなあミルフィーヌ…。実はミルフィのことを今までミルフィーユだと思っていた(^_^;)この感じでは、ミルフィはフェランに惹かれるんじゃないかと思ったんだけど。自分探しの為にアメリカに旅立ったナタリー。アメリカでのスポンサーでもあるジェフ・ハワード。大人の余裕があって、ナタリーとお似合いなんじゃないかなあ。でもそうなると、ロベールが辛いのか…。

2017/12/29

Mariamaniatica

ランダム再読。学校内での人物相関図はトーマの心臓を激しく彷彿させます。この子があの子で・・・なんてストーリーとは関係ないところをチェックしてしまった。一条漫画の真骨頂!?ともいえるヘビーな内容ですが、結構ナタリーは潔いなと再読にて気付くし、女としての嫉妬心などもわからなくはない。やっぱり面白いのだ。次は通して読もう。

2012/08/31

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