半熟革命 1 (集英社文庫(コミック版))
半熟革命 1 (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
80年代のハッピーな空気をまとったコミック。MTVから『We are the world』が流れ、DCブランドが大人気で、アイドルブームの中おニャン子クラブが登場し、ケータイとインターネットはまだない時代。シティライフに憧れて上京した女の子。でも「東京ディズニーランドがある」と喜んだ新居は千葉の木造住宅。さらに女言葉を話す大家のジロと同居することに。流行のサブカルを散りばめた作風は数年後には「古っ」となるけど、30年も経つと甘酸っぱく熟成されるものだね。1986年初出。バブルの狂騒的な匂いもなく穏やか。
2016/05/08
Toru
作品が描かれたのは85年。携帯電話なんてまだなくて(ショルダーホンとかはあったかも)インターネットももちろん無い。パソコン通信はあっても静止画は送れても動画なんてとても無理な時代。華やかな街ではないけど、魅力的な仕事と仲間だと思った、あのころ。
2013/03/14
kinoko
全巻読破
2010/12/17
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