リングにかけろ ROUND1 (集英社文庫 く 17-1)

highig

( ＾ω＾)ジャンプを名実ともに少年誌の王者足らしめた看板作家、車田正美の初長期連載作品にして、超大ヒット作品。いや～今読むと昭和の匂いがプンプンだお。まあ、ほぼ四十年も前の話だからなあ。ラクダシャツに腹巻に一升瓶というダメオヤジの三種の神器を纏った義父に虐げられ続ける高嶺姉弟が故郷山口から東京へ出てくるところから物語は始まる。無謀にも何のツテも無く東京に出てきた二人は、東京に向かう新幹線の車内で偶然知り合った少女の屋敷の世話になることになり、そこで後に永遠のライバル（笑）となる剣崎順と出会う・・・・・・

2016/06/22

eo

泣き虫の主人公とそれを支える姉の スポ根ボクシングストーリー これでもかというくらい劣悪な環境に 憤りを隠せない展開 家出をしてまで亡き父のボクサーとしての背中を追いかける兄弟愛が胸に沁みます

2020/12/21

参謀

来月「聖闘士星矢30周年展」に行く予定なので、今一度過去の作品を読んでもいいかなと思ってこの前のブコフのセールで１冊100円以下だったので、セット本を購入。「聖闘士星矢」の漫画にハマっていた自分ですが、同じ作者の過去の作品を読んだのはこの作品が初めてだったかも知れません。しかも児童館でたまたま見つけ夏休みとかに読んだ記憶があります。まだこの頃は車田正美らしい絵柄ではないです。「巨人の星」や「いなかっぺ大将」（どちらも詳しく知りませんが）そんな感じが強く、昭和漫画の趣が強いです。

2016/05/08

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本宮ひろ志が彼の漫画を「少女漫画のようにかわいい絵」と言ってるのが面白い。そういう意味じゃ本宮ひろ志よりちばてつやを思い起こさせる部分があるのだけどそれこそ『ハリスの旋風』『あしたのジョー』的な世界観の中にボクシング最強少女高嶺菊を、パロディではなく真面目にぶち込んでる辺りにただものでなさを感じる。p31のレフトフックなんて最高である。巻が進むにつれて女性の影がどんどん薄くなっていくのは非常に残念なのだが、とりあえず主人公の最初の試合、彼の味方が女の子二人だけだったというのは記憶に値するんじゃなかろうか

2017/07/27

purupuru555

久しぶりに読んだけど、気分が悪い。剣崎のクズっぷりも酷い。続きを読むかやめるか迷ってしまう。

2017/05/04