天然コケッコー 1 (集英社文庫(コミック版))
天然コケッコー 1 (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
毒兎真暗ミサ【副長】
田舎の村に、東京から大沢くんがやって来た。カッコええ男の子じゃあ。こじゃれとるなぁ。優しそうやなぁ……あれ?なんかおかしいぞ?あれ、あれ?お、大沢くん、ちょっと欠陥人間か?お人好しな「そよちゃん」が性格の悪い?「大沢くん」に恋をした。のどかな風景と静かな時間。ドタバタと優しい電車が通過する。たぬきが落ちた!お父ちゃんも落ちた!!さてはてこのコケッコー。一体全体、どうなるんじゃろ。
2024/03/02
山口透析鉄
期間限定版で①②巻を。 そよちゃん、身近に同年代の知人等はいませんでしが、都会から大沢君という同じ中学2年生が引っ越してきます。そんな中でカルチャーギャップもあるでしょうが、お2人の距離、だんだんと近づいてはいるようでした。
2024/07/29
minimu
若い世代が少ない田舎町。そよの初めての同級生は、東京から転校してきた大沢くん。そよちゃんの少しずつ変わって行く彼に対する気持ちや、友だちに対する思いが丁寧に描かれています。これといった盛り上がりはなくても、読む手を止められない。朝ドラのような爽やかな空気感を感じられる作品です。お父さんが子どものために裸足で駆け出していくところや、大沢くんが人知れずお花を供えていたところなど、ぐっときました。
2017/01/27
フェリシティ
くらもちふさこの傑作!いや〜面白いわ、これ。/ドがつく田舎に、東京からカッコいい男の子、大沢くんが引っ越してきた!各々のキャラクターが際立ち、田舎ならではのご近所付き合いの親密な描写がほんとに秀逸。そよちゃんら子供たちが可愛らしくて、愛おしい。大沢くんが、そよちゃんとキスしたいがために、自分のジャケットをあげるところは可愛かったなぁ。/映画も観ました。岡田将生と夏帆の透明感が役柄にピッタリで、実写化映画の中ではなかなか完成度が高かったです。/今、家では「行って帰ります」「やめんちゃい!」が流行語(笑)
2014/04/23
ぐっち
くらもちふさこ再読祭り中。とうとう一番長い話に手をつけちゃいました。連載開始当初は、くらもちふさこが田舎物って!と思っていましたが、今読むとなんかすごくいいです。大沢君が、ツンツン男子路線の後継者ではあるのに突っ込みどころが多くてかわいいですね。こんな息子ほしい・・・もう、完全に親世代目線です。お父さんとそよちゃんと浩太郎の話も好きです。
2011/01/22
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