諸星大二郎自選短編集 彼方より (集英社文庫(コミック版))
諸星大二郎自選短編集 彼方より (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
Vakira
これも作者の自選短編集。名作ぞろい。初っ端、SF界では名高い、第7回手塚賞受賞の「生物都市」。表紙絵から素敵です。宇宙からの生還者は宇宙人を連れてきた訳ではありません。地球人の次元をこえた生命体。金属と生命の融合。ディストピアではないです。新たな人類と、いや、生命と都市の進化が始まる。自然の中で生きる少年との対比が面白い。いろんなマンガ家さんの画風を当て込んで想像してみる。確かに巨匠手塚、石森、藤子、松本、永井さんでは合いません。意外と吾妻、高橋さん?いやいや大友さんなら・・・なんて想像。
2021/11/06
ω
やっぱりカオカオ様がいちばんだな〜(〃ω〃)
2021/12/23
アズル
古本で購入。カップがすべて、オールドパイレックスのマグカップの喫茶店で、初めて本作を読んでから、気になっていました。「桃源記」、「男たちの風景」、面白かったです。
2016/08/11
J7(読メ低浮上中)
諸星大二郎の代表作を収録した、作者自選集。『生物都市』をはじめ、かねてより読みたいと思っていた伝説的短編漫画の数々を読むことができ良かった。以下、印象的だった短編の感想を。『生物都市』・・衝撃のデビュー作。ある日地球に帰還した宇宙船から無機物と生物が融合していく怪現象が広がっていき・・。この作品の凄いところは設定だけ見るとB級パニックのそれですが、そこから進んで結末では新次元の存在を創造し、ユートピアともディストピアともつかない世界を提唱するのが圧巻。数多のクリエイターに影響を与えたのもわかる気がします。
2016/09/12
こうすけ
漫勉を見て購入。『男たちの風景』がベスト。ラストの展開含めてめちゃくちゃ面白かった。『カオカオ様』も不思議な話で良かった。『ど次元』はちょっとカオスすぎて…
2021/02/06
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