せつないね (OBANA'S EARLYDAYS SELECTION) (集英社文庫(コミック版))
せつないね (OBANA'S EARLYDAYS SELECTION) (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
witU
昔はちえちゃんに自分を重ねて読んだけど、今は周りを取り巻く大人側目線で読めた。恭司や郁子に感情移入するにはちょっと年を取りすぎたけど…この作品の描く若さゆえの青さや痛さや滑稽さが好き。
2011/09/23
みなみ
表題作のせつないねは、小学生のころりぼんで読んだ記憶がある。当時は主人公と結ばれないの?かわいそう!としか思わなかったけれど、今読むと、主人公の稚拙だけど一所懸命な恋心とか稚拙さゆえの独占欲とか、それを乗り越えたときにみえるものとかを一緒に追うことができて、読みながら私も泣いてしまった。 今買って、読んでみてよかった。
2013/06/19
ホレイシア
「こどちゃ」からのファンだが、これはそれ以前の初期の作品集。表題作はいわゆる駆け落ちものだが、まさか著者の体験に基づいたものだったとは。「こどちゃ」4分の1コーナーで、優等生やってストレスためてたっていうのは何となく知っていたが、爆発したこともあったのね。そんなこんなが背景にあるから、この人の作品には奥行きがあるのかも。
2012/09/23
kasagumo
こどちゃもそうだけど、やっぱ作風が自分の中にすとんと来る感じがして好きだなぁ
2012/02/24
kujira
この人が「絵が下手」って言ってるともうなんか謙遜にしか聞こえないよ……りぼんっ子時代にこの華やかな瞳の描き方にめっちゃ憧れた思い出。ストーリーはほろ苦系が多くて、「オトナ」な作家さんだったなぁと思う。……しかし一番の衝撃度の後書き。まさかの実話ベース! すげえ!
2011/06/19
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