MIDWAY 1 (集英社文庫―コミック版)
MIDWAY 1 (集英社文庫―コミック版) / 感想・レビュー
かっぱ
「宇宙編」に続いて「歴史編」を読了。「自選」だけあって印象的な作品ばかり。作者21歳の時の「はるかなる朝」から二人目の子供が生まれた頃の「イワン・デジャビュの1日」までの全作品ともによかった。特に「月夢」、「メドゥサの首」、「ボルジア家の毒薬」、「鎖の国」を面白く読んだ。
2019/05/05
きゅうり
歴史SF短編集。日本の神話と白雪姫、アイヌの伝承を組み合わせた話は見事。
2017/03/22
ちえみみがー
カンタレッラ!とか 美しき(うるわしき)イタリアとか、チェーザレもルクレッツィアもかっこいい。かぐや姫の話は切ないし怖い
2013/10/01
ととろ
星野之宣氏の短編集。一番好きだったのは「月夢」という800年生きた尼さんの話。読み進めると話の展開に「なるほど」と思わされ、美しい終わり方で最高の読後感を与えてくれる。個人的には「ボルジア家の毒薬」の薄気味悪さも好きです。
2010/08/30
調“本”薬局問悶堂
神話や伝説、歴史的事実を織りまぜた8作品。 『はるかなる朝』伝説の大陸アトランティスが題材。猿の惑星のような衝撃。 『月夢』かぐや姫(竹取物語)と月面着陸が題材。ロマンチックでぞっとする。 『メドゥサの首』ギリシア神話が題材。すごく恐くてすごく綺麗。 『日高川』「日高川入相花王」という物語に沿った話。山岸凉子のような美しく無気味な話。 《2020年5月 登録》
2005/12/05
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