ワークワーク 3 (集英社文庫(コミック版))
ワークワーク 3 (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
願いを描いたサーガ、これにて完結。CLAMP作品は皆の枠に当て嵌めることができない個人の切なる願いを描くが、この作品は「皆の幸福を願う」という人間の願いにある「不変の願い」を描き切りました。この漫画を貸してくれたSちゃんは「読み切りが好きなの」と言っていました。「WORLDS」は弱肉強食の現実から安寧の夢に逃げてしまった少年の与り知らぬ所で逃げ場すらも失わせてしまった現実のシビアさ(後に残っている逃げ道は永遠に認識できない無=死)、「SHADOW DISEASE」の最後のページの不穏さがぞくっと来ました。
2012/11/13
古槍新垢
当時は打ち切られなかったとしてもどう続けるんだ?と思ってたけど、いま前提知識がある状態で読むと打ち切りによる明らかな省略展開だなコレ。フジリューが予定していた巻数分話が展開できたなら絶対面白く壮大にできてたはず。それは封神が証明してる。というかゾロアスター教自体面白いし。ぐわー護神像のデザインとか本当にかっちょいい。屍鬼も終わったしまたこういう新作を描いてくれないかしらん。その他の初期短編もらしいっちゃらしい。ぐりりんパンチャーは存在自体初めて知ったけど、すごいボンボン臭、こういうの大好物。
2012/05/15
うえはる
面白かったです、一気読みしてしまいました。フジリュー氏の短編がまた面白い!
2015/03/30
ばー
半分は初期短篇集。ヨキとの戦いの中で暴走し、そして死んでしまったシオ。全ての護神像を吸収し、完全なる身体を取り戻し、赤き血の神となったコトの破壊に次ぐ破壊。一方シオは、異世界の赤き血の神の血を受け、復活。超パワーを得たシオとコトの最後の決戦。結局シオは護神像にどういう願いをしたのでしょうか。気になります。さくさくさくっと完結してしまいました。
2015/08/18
景
本の途中までで本編終了して、あとは短編が二つ収められててびっくりしたw。昔の藤崎さんの絵と、封神演義を経ての藤崎の絵ですごい違いがあってちょっとびっくりw
2012/05/30
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